コモロ諸島沖合いでイエメンからのエアバスが墜落。現在生存者1名確認されている。6月1日のエアフランス墜落から一ヶ月も経たないうちにまたしても飛行機墜落。航空業界に影響が出そうだ。

153人を乗せたイエメンからのエアバスA310−300がインド洋に墜落、今までに14歳の少女の生存が確認された。墜落原因についての詳細はわからないが、天候不良による着陸時のアプローチに失敗したのではないかと考えられている。当時、空港付近は時速61キロの強風、海がかなり荒れていた。現在2機のフランス軍飛行機、1艘のフランス軍艦が飛行機の残骸や乗客の発見に乗り出している。エアバスは現地時間1:51に消息を立ち、その直後現地の漁師たちがコントロール失ったエアバスが水面に衝突するのを見ている。生存者の14歳の少女は、コモロのパトロール船が巡回中に、救命ジャケットを着て水面に浮かんでいるのを発見され、病院へ搬送された。

コモロ近海での飛行機事故は1996年に一度起こっている。エチオピア航空ボーイング767がハイジャックされ、コモロ諸島近海に墜落、125名が死亡するという事件があった。

ブラックボックスの位置が確認されたようだ。グランデ・コモレ(Grande Comore)から40Km離れた地点で、ブラックボックスのシグナルをキャッチした。現在フランスのボートが追跡中だ。

望みは薄いがさらなる乗客の発見、墜落場所の詳細な位置も現在確認中だ。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)

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