FIFA(国際サッカー連盟)は北中米W杯の決勝が行われるニューヨークのニュージャージー・スタジアムの芝に対する不満を受け、『The Athletic』への声明で問題ないことを主張した。英『ミラー』が伝えている。

 ニュージャージー・スタジアムではすでにブラジル対モロッコ、フランス対セネガルが行われ、今後も6試合が開催予定となっている。しかし、プレーした選手からは芝の状態に関して、不満の声も挙がっている。

 ブラジル代表FWビニシウス・ジュニオールは「天候と暑さのせいで芝生がすぐに乾いてしまい、試合展開が非常に遅くなってしまう。リズムをつかむことができない」とモロッコと1-1のドローに終わった試合後に語った。

 また、セネガルを3-1で下したフランス代表のディディエ・デシャン監督は笑顔で「特別なピッチでいつもとは少し違う。これに慣れる必要がある」とオブラートに包んで芝の状態を語り、MFアドリアン・ラビオは率直に「ピッチは…、ピッチと呼べるかどうかさえ分からない。人工芝のようだった。硬くて張り詰めていたが、どのチームにとっても同じものだね」と話している。

 ビニシウスやラビオからピッチが乾燥していてプレーしづらいと指摘を受けたものの、FIFAはニュージャージー・スタジアムだけでなく、今大会で使用される全16スタジアムのピッチが「極めて良好」であると主張した。

「FIFAは選手たちに可能な限り、最高のプレー環境を提供するため、一流の芝生の専門家、スタジアム運営者、サッカー関係者と密に連携し、5年以上に渡って調査、試験に取り組んできた。W杯の全16会場のピッチはプレーのしやすさと選手の安全性の両面から見て、依然として極めて良好な状態にある」

 なお、ニュージャージー・スタジアムで行われる次戦の予定は現地時間22日、グループI第2節ノルウェー対セネガルとなっている。