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 2024年7月にロケバス内で女性に性的暴行を加えたとして、不同意性交と不同意わいせつの罪に問われた、元お笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二被告(43)の第5回公判が2日、東京地裁で開かれた。初めて被告人質問が行われ、斉藤被告は「無理やりは絶対にしていない」と改めて無罪を主張した。

 終始はっきりとした口調で答弁した斉藤被告。検察官から「過去にもロケバス内で性行為をしたことはあるか」と聞かれると「ありません」と断言。一方で「(女性の)“嫌だった”という気持ちをくみ取れず、申し訳ない気持ちでいっぱい」と反省の弁を述べた。

 ロケ当日、女性とは初対面だったが、トリオや被告について「かなり詳しかった」という。「トリオの中で斉藤さんが一番好き」と言われたことで「好意を持ってくれていると思った」と回想した。

 1軒目の店で撮影を終えた後、バス内で肌のケアに関する雑談をしていると、互いの顔が約30センチまで接近。被告がゆっくりと顔を近づけ唇にキスすると、女性が「うれしい。幸せです。今日一日頑張れます」と笑顔で話したと主張。被告は「僕の気持ちも高ぶった。それ以上のことを求めていると思った」と続けてディープキスをし、左手を女性の服の中に入れ胸を触った。女性が一連の行為を拒む様子は「全くなかった」とした。女性は証人出廷時に「恐怖と驚愕(きょうがく)の中、嫌がるそぶりも見せた」と証言しており、真っ向から主張が対立した形だ。

 口腔(こうくう)性交に及んだのは全ての撮影が終了した正午過ぎ。女性は「陰茎を口に入れられ、頭を押さえられ前後に動かされた」と証言していたが、被告は「女性の方から陰茎を口に含んだ。(自身は)前髪をよけるため、側頭部を右手で支えただけ」と強制力の行使を否定した。

 被告は取り調べ時から「見れば無理やりでないことが分かる」と、ドライブレコーダーの映像や音声がないか尋ねていた。ただ弁護士から「映像も音声もない」と知らされたとし、「絶望した。どう真実を伝えればいいのか」と吐露。「本当に同意があると思っていた。それだけは信じていただきたい」と声を震わせながら訴えた。

 今後の芸能活動については「今はそういうことを考える立場ではない」と明言を避けたが「やめるとは言えない?」と聞かれると「はい」と答え、復帰の意思をのぞかせた。次回公判は8月5日。