数々のFKを決めてきた中村 photo/Getty Images

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日本サッカー協会(JFA)の公式YouTubeチャンネルは30日、日本代表の裏側に迫る動画「Team Cam」を公開。その動画の中で、今年4月に代表コーチに就任した中村俊輔コーチが直接フリーキックを蹴るシーンがあった。このワンシーンに韓国版『GOAL』も反応し、今なお健在な技術の高さを称えている。

JFAは5月31日行われたアイスランド戦、そしてワールドカップ本大会に向けた練習動画を公開。その中で、トレーニング前に中村俊輔コーチが直接フリーキックを蹴るシーンがあった。ペナルティーエリアやや手前の位置から軽く左足を振り抜くと、ボールは美しい放物線を描きながらゴール左隅へ吸い込まれていった。

かつて現役時代にも見せたその技術。日本代表通算98試合出場24ゴールを記録し、横浜F・マリノスや、スコットランドセルティックなどで活躍したレジェンド。特に2006-07シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節マンチェスター・ユナイテッド戦で見せたフリーキックは、今なおセルティック史に残る名ゴールとして語り継がれている。

たった数秒のシーンだったが、同メディアはこのワンシーンに反応し「やはりフリーキックの達人!『アジアのベッカム』と称された日本代表コーチが、衰えぬフリーキックの腕前を見せつけた」という見出しで紹介。「映像には練習前に中村のフリーキックの場面が収められていた。かつて日本代表やセルティックでセットプレイのキッカーを務めていた彼の実力は今も健在だった。利き足である左足から強くスピンをかけて放たれたボールは、大きく落ちるカーブを描いた後ゴールへと吸い込まれ、その軌道はあまりにも鋭く、ゴールを守っていたもう一人のコーチはそのシュートをただ見送るしかなかった」と伝えていた。

中村俊輔は今年4月に森保ジャパンのコーチとして就任。同メディアは「森保監督が直接依頼した背景にはフリーキックの課題があった。2018年に森保監督体制が発足して以来、115得点を記録しているが直接フリーキックによるゴールは一度もなかった。そのため、多様な得点パターンが求められるワールドカップを前に『フリーキックの達人』である中村に協力を求めたというわけだ」と推測し「このようなフリーキックの能力は、森保監督が率いる代表チームでも力を発揮すると見られている。最近の試合では中村敬斗らが直接フリーキックを試みたものの、得点にはつながらず日本は結果を出せていなかった。そうした中で、中村コーチの合流によってプレイの精度や鋭さが向上すると期待されている」と指摘していた。