1時間で焼きたてが食べられる米粉の「あんバターロール」のつくり方をご紹介します。教えてくれたのは、米粉パンレシピの著書を多数もつ鈴木あつこさん。こねずに混ぜるだけで、発酵も約10分でOK。じゅわっとしみ出るバターとあんこの間違いない組み合わせです。

※ この記事は『米粉が恋したパンレシピ』(扶桑社刊)に掲載された内容を一部抜粋・再編集して作成しています

【写真】断面までかわいい!「あんバターロール」

米粉パンはうれしいことずくめ

・1時間ほどで焼き上がる

小麦粉のパンは通常1次発酵と2次発酵が必要です。でも、この本で紹介する米粉パンなら発酵は1回だけ! 1時間ほどで焼き上がります。

・こねずにぐるぐる混ぜるだけ

生地はひとつのボウルの中で混ぜるだけ! 台に出してこねる必要がないから、キッチンが粉まみれになることも、生地づくりでヘトヘトになることもありません。

・片付けがラクちん

ボウルひとつで生地づくりができるので、洗い物が最小限ですみます。しかも米粉は水に溶けやすく、さっと洗い流せるのもラク。

こねずに混ぜるだけ!米粉の「あんバターロール」

断面もかわいいあんバターロールは、焼いているうちにバターがあふれる、リッチな生地です。温かいうちに魅惑のじゅわ〜っを味わって。

●あんバターロール

【材料(6個分・底径6cmのアルミカップを使用)】

A[米粉(パン用)200g ドライイースト3g  砂糖15g 塩3g サイリウム5g] ぬるま湯(37℃前後) 150g 溶き卵 30g 無塩バター 20g あんこバター[あんこ(市販品)120g 無塩バター12g] 植物油(作業用) 適量 溶き卵(仕上げ用) 適量 岩塩 適量

・おすすめの米粉(パン用ミズホチカラ)

「ミズホチカラ」か「笑みたわわ」という品種のお米でつくられたパン用の米粉が扱いやすくておすすめ。今回のレシピにはグルテン無添加のパン用を使用してください。

・サイリウムとは

オオバコ科の植物「サイリウム」の種皮を粉末にしたもの。生地の水分を吸って膨張し、ゼラチン状に変化する性質があり、グルテンのない米粉でいろいろなパンをつくるときに欠かせません。多量に摂取するとおなかに負担がかかる場合があるので、食べすぎに注意して。ドラッグストアのダイエット食品コーナーに置いてあることも。

「あんバターロールパン」のつくり方

バターの風味を楽しめるパンのレシピを紹介します。

【下準備】

・生地用のバターはマヨネーズくらいのかたさになるまで溶かして練る。
・あんこバター用のバターは2g×6個の棒状に切り、冷蔵庫で冷やす。

【つくり方】

<混ぜる>

(1) ボウルにAを入れ、スケッパー(※ヘラ状の調理器具)で1分前後混ぜる。

(2) ぬるま湯、溶き卵、バターを加え、スケッパーで4分前後よく混ぜる。

<分割>

(3) スケッパーを使い、生地を6等分する。

<成形>

(4) 手に油をつけて、生地をまとめるように10回ほどにぎったら、両手でキャッチボールをするように空気を抜き、手のひらでコロコロと転がして丸める。

Point:1個につき1分かけて表面がつるぴかになるまで丸める。

(5) 棒状になるように手で転がしながらのばし、めん棒で縦28×底辺6cmのしずく形にのばす。

Point:生地が手や台にくっつく場合は油を少しつけて作業する。

(6) 底辺が手前にくるように置き、あんこ1/6量とバター1きれをのせる。

スケッパーで生地を持ち上げ、手前から巻く。

巻き終わりを下にしてアルミカップに入れ、天板に並べる。

Point:焼いているうちにバターがあふれてくるので、カップに入れて焼く。

<発酵>

(7) ふんわりとラップをして濡れふきんをかけ、オーブンの発酵機能40℃で10〜12分発酵させる。オーブンを200℃に予熱する。

<仕上げ&焼く>

(8) オーブンの予熱が終わったら、生地に刷毛でまんべんなく溶き卵を塗り、岩塩をふる。

(9) 200℃で14分焼く。