映画「国宝」撮影地の廃止ホテル、京都府が取得へ…補正予算案に48億円盛り込む
映画「国宝」の撮影地になった日本庭園がある「御所西 京都平安ホテル」(京都市上京区、2023年廃止)について、京都府が建物と土地約5100平方メートルを取得する方針を明らかにした。
6月議会に提出する補正予算案に事業費約48億円を盛り込むよう調整している。
ホテルは1980年、道府県職員の福利厚生施設として開設され、地方職員共済組合府支部が運営。約90室あり、観光客らも利用したが、コロナ禍で経営が悪化して廃止されていた。
府職員総務課によると、敷地内には約1600平方メートルの日本庭園があり、葵祭のヒロイン「斎王代(さいおうだい)」の撮影場所にもなっていた。府には、「庭園を存続させてほしい」との声も寄せられていたという。
府は隣接地約1100平方メートルも所有しており、一体的な利活用を想定。当面は民間に活用してもらう方向で検討を進めていく。
