独立・転職を見据えた20代の“資格ブーム”がアツい! ″自分のしたいことには金も時間もかける″ 「25年で200万人減」深刻な担い手不足の裏で…一級建築士を目指す若者が熊本で急増
AIの普及や働き方の変化が進む中、新しい自分を探して、資格取得を目指す若者が増えています。
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熊本市中心部の上通アーケード内にある資格スクールは、ITやビジネス、美容など800種類以上の講座を展開していて、オンラインにも対応し、就職や転職を見据えた利用が広がっています。
人気のネイリスト講座 どんな人が受講?
ヒューマンアカデミー熊本校 橋本慶一さん「最近でいうと、AIが時代として出てきています。その中で、ご自身が社会人として過ごす上で、自身の強みを生かす証明が資格につながってくると思うので、資格とか技術をアピールしたい人が増えているのかなと」
中でも、今、人気なのが、ネイリスト講座です。 比較的短期間で資格取得を目指せることや将来的な独立も可能なことから多くの受講者が集まっています。
それぞれの夢に向かって
受講者「ネイルを見るのも、するのも好きで、いつか独立して、自分のサロンを開きたくて通っています」
受講者「人を綺麗にできるような仕事に就きたいと思って。自分のしたいことには時間もお金もかけたいと思っているので、みんなが輝けるようなネイルをできるように頑張りたい」
仕事や育児との両立がしやすいフレキシブルさ
連日開かれる講座は、受講日や時間を、自由に選べるため、仕事や育児と両立しながら通う人もいます。 今年から通い始めた宮本さんもその一人です。
宮本杏菜さん「子どもがいて、仕事をしながらなので、大変と言えば大変。稼がないといけないので、サロンで働けるように資格をとって頑張っていきたい」
子育てとの両立の難しさを感じながらも
2人の子どもを育てる緒方さんも、美容師として働きながら、週に1回スクールに通っています。
緒方美紗都さん「ネイルがもともと好きで、ネイリストになりたいという夢をなかなか諦めきれなくて、通い始めました。子どもが病気したときは通うのが難しかったですね。ネイルサロンで働くのが夢だったので、楽しみです」
国家資格を目指す若者が増加
一方、熊本市中央区桜町にあるのは、建築や不動産分野に特化した資格スクールです。
ここは、建築士などの国家資格を目指す場所で、最近は若い世代の受講者が増えています。
背景にあるのは…25年間で約200万人の減少
その背景にあるのが、受験資格の緩和です。
総合資格学院熊本校 梶原賢大さん「25年間で、建設労働者は約200万人ぐらい減っています。一級建築士で言えば、ピーク時5万人が受験していましたが、一時期は半減したこともありました。なので国も施策として、受験資格の緩和されました。それに伴って、受験者の年齢がどんどん若くなっている傾向があります」
300人以上が受講
担い手不足が続く中、スクールでは人材育成に力を入れていて、講座には、第一線で活躍する講師の指導のもと300人以上の受講者が通っています。
社会人(30代)「キャリアアップのためでもありますし、転職したので資格が必要になった。父親も同じ仕事をしているので、少しでも追いつけるように頑張っていきたい」
社会人(20代)「設計を将来的にやりたいので、資格があれば設計できる幅が広がるので、給料やキャリアアップを考えて、資格を取りたいと思っています」
きっかけは熊本地震 建築士を目指す学生
近年は、受験資格の緩和を背景に、学生の受講も増えています。県内の大学に通う藤木さんは、熊本地震をきっかけに建築士を志しました。
藤木梨咲さん「中学2年生の時に熊本地震を経験して、建物にひびが入っているのを見て、もっと地震に強い建物を作りたいと考えるようになって、取りたいと思いました。女性も活躍できるような建築業界にしていきたい」
スキルアップを目指す人も
5月、新たな一歩を踏み出す人もいます。熊本県内のハウスメーカーに勤める村田さんは、スキルアップを目指し、二級建築士の資格に挑戦しています。
村田龍星さん「もともと図面を見ることが好きだったこともあって、資格にも挑戦したいという気持ちはありました。資格取得の経験を経て、幅広い業務に取り組めるような人材になりたい。まずは今年必ず合格することを目指して頑張りたい」
資格取得を通したそれぞれの目標に向かって、若者達の挑戦が続いています。
