20年生き残った経営者の赤裸々な実践論! 星野書房「愛され続ける店になる飲食店経営の教科書」
記事ポイント
飲食店倒産が2024年に過去最多894件を更新した時代に、20年生き残った経営者が実体験をもとに執筆緻密な計画より流れを読む独自メソッド「ホバリング経営」を初公開定価2,145円(税込)、272ページ。2026年4月30日発売飲食店の倒産が過去最多を更新し続けるなか、20年間で11店舗を展開・拡大してきた経営者が、その実践知をはじめて一冊にまとめた書籍が登場。
出店・採用・原価・家賃のすべてを同時に見なければならない飲食経営の全貌を、失敗前提で語り尽くしている。
星野書房「愛され続ける店になる飲食店経営の教科書」

書名:愛され続ける店になる飲食店経営の教科書著者:西川智之(にしかわ・ともゆき)定価:2,145円(税込)発売日:2026年4月30日ページ数:272ページ発行:星野書房 / 発売:サンクチュアリ出版
著者の西川智之氏は「食は最高のコミュニケーションツール」という理念のもと、大阪・堀江でレストランを独立開業後、街ごとに異なるコンセプトの店を次々と黒字化させてきた経営者。
光熱費・賃料・人件費・原価の高騰という4重苦のなかでも事業を拡大し続けた20年間の実践を、本書では余すところなく言語化している。
飲食店倒産増加時代の現実

帝国データバンクによると、2024年の飲食店倒産は894件(前年比16.4%増)で過去最多を更新。
食材費・人件費・光熱費の同時上昇に加え、正社員の人手不足は全産業で51.0%に達し、価格転嫁が難しい飲食業を直撃している。
著者は「飲食業は成功しないと思って取り組まなければならない」と断言しつつ、コロナ禍での横付けキッチンカー展開やイタリアンおせちの商品化など、危機下で実行した具体策を惜しみなく収録。
11店舗の出店・撤退・再構築から見えた立地判断と業態設計の知恵も、数字と実体験で語られる。
独自メソッド「ホバリング経営」

著者が20年の実践から提唱するのが「ホバリング経営」。
緻密なロードマップに縛られず、高い視点で市場と現在地を俯瞰しながら流れを読み、最適な一手を打つスタイルだ。
繁盛店の実態や物件のポテンシャルを読み解く情報収集術も具体的に公開されており、「飲食業はユニクロに似ている」という独自の視点からリサーチ・製造・販売・現金回収までの一気通貫を解説している。
理念の立て方、給与手紙、勉強会、スタンダードブックなど、スタッフが定着し文化が根づく仕組みも第5・7章で網羅。
著者・西川智之氏のプロフィール

カラビナフードワークス代表取締役。
1976年大阪府生まれ。
大学時代にコーヒー自家焙煎店のアルバイトに没頭し、飲食の世界へ。
機械メーカー勤務を経て29歳で独立し、大阪・堀江にレストラン「mothers」をオープン。
コミュニケーションが得意ではないからこそ、食が人と人をつなぐ力に魅了されたという著者が、「ひとつのテーブルを家族で囲むシーン」を軸に置いた経営哲学は、現在も11店舗の運営を支えている。
「想いだけでは続かないが、想いがなければ続かない」--著者自身がぶつかった矛盾から生まれた言葉が、本書全体に通底している。
開業を夢見る人にも、日々現場で踏ん張るオーナーにも、手に取ってほしい272ページ。
4月30日から全国書店・Amazonで購入できる、飲食店経営の実践書の紹介でした。
よくある質問
Q. 本書はどんな人に向いていますか?
A. 飲食業への開業を検討している方や、すでに店を運営しているオーナーが主な対象です。
倒産リスクの高い業界で20年生き残った経営者の実体験が凝縮されているため、開業前の基礎知識から多店舗展開の戦略まで幅広く参考にできます。
Q. 「ホバリング経営」は飲食業以外でも使える考え方ですか?
A. 著者は飲食業を例に解説していますが、高い視点で情報を集めて流れを読み、柔軟に最適な一手を打つというスタイルは業種を問わず応用しやすい考え方です。
特に変化の激しい小規模事業の経営判断に親和性があります。
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