飼料用のコメ、最大16万トン不足と鈴木農相…主食用からの「転換」事実上促す形に
鈴木農相は28日の閣議後記者会見で、2026年産米について、国産の飼料用のコメが最大16万トン不足すると明らかにした。
鈴木氏は「需要をしっかり把握した上で、供給体制をいかに作るかが大事だ」と述べた。需要を上回る生産を見込む主食用からの転換を事実上促す形となる。
農水省は26年産の国産飼料用米の需要を30万〜40万トン程度と見込んでいる。しかし、1月末時点の作付け意向調査では24万トン程度にとどまっており、6万〜16万トン程度不足することになる。国産飼料用米を活用することで養豚などのブランド化を図る動きもあり、鈴木氏は「差別化を図ってきた畜産農家への安定供給も重要な課題だ」と強調した。
農林水産省はこれまでに、1月末時点の作付け意向に沿って生産が進んだ場合、加工用や輸出用などの主食用以外でも最大で25万トン不足するとの見通しを示している。
