日本初上陸「マリー・アントワネット・スタイル」 国内では横浜美術館のみで開催
同展は、ヴィクトリア&アルバート博物館が企画した世界巡回展の一環。横浜美術館は世界巡回最初の場所となるほか、国内では唯一の開催会場となる。展示は、「マリー・アントワネット:スタイルの源泉 1770-1793」「マリー・アントワネット:追憶と偶像化 1800-1940」「永遠に新しく - マリー・アントワネット・スタイル」の3部で構成する。
「マリー・アントワネット:スタイルの源泉 1770-1793」では、18世紀のもっともフォーマルなドレスの形式である「ローブ・ア・ラ・フランセーズ」をはじめ、結髪師レオナール・オーティエとモード商のローズ・ベルタンが生み出した高く盛られた髪型や華美な頭飾りの戯画、化粧室でマリー・アントワネットが使用した肘かけ椅子のほか、「首飾り事件」の発端となった、首飾りの一部と伝わる通称「サザーランド・ダイヤモンド」などを展示する。
「マリー・アントワネット:追憶と偶像化 1800-1940」では、アントワネットが死後も人々の生活に影響を与えたことがわかる作品を展開。仮装舞踏会の主催や同氏の旧蔵品を集めた展覧会を開催するなど、19世紀にアントワネットへの関心を高める立役者となった皇后ウジェニーの肖像画や、イヴニングドレス「ローブ・ド・スティル」、アール・デコ期を代表する挿絵画家ジョルジュ・バルビエによる作品「目隠し鬼」を披露する。
「永遠に新しく - マリー・アントワネット・スタイル」では、マリー・アントワネットが作り上げたスタイルにさまざまなかたちでインスピレーションを得た現代のクリエーターが手掛けたファッションやデザイン、映画、音楽などを紹介。「モスキーノ(MOSCHINO)」の2020-21年秋冬コレクションの「ケーキドレス」や、ソフィア・コッポラ(Sofia Coppola)が脚本と監督を務め、キルスティン・ダンスト(Kirsten Dunst)が主演の映画「マリー・アントワネット」で使用したドレスなどを展示する。
また、王妃マリー・アントワネットの生涯をたどるとともに、ファッションアイコンとしての側面にも焦点を当て、18世紀後半の装いから2025年のオートクチュールに至るまで、約250年にわたるドレスやジュエリー、家具調度品、絵画、写真など日本初公開の作品を含め約200点を揃える。このほかの出品作品やチケットの詳細については、5月に発表する予定だ。
◾️マリー・アントワネット・スタイル
開催日程:2026年8月1日(土)〜11月23日(月・祝)
会場:横浜美術館
所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい3丁目4-1
開館時間:10:00〜18:00(入館は開館の30分前まで)
休館日:木曜日 (※8月13日、9月24日、11月19日は開館)

