100円で買って「10年現役」、料理研究家が長年愛用するキッチングッズ2つ。合わせ調味料のプチストレスを解消
プロがキッチンで長年愛用しているアイテムを紹介します。今回話を伺ったのは、ダイエットカウンセラーで料理家のおにゃさん。娘が生まれたばかりの頃に購入した2つのキッチンアイテムを、現在も調理で使い続けているといいます。長く愛用している理由と、アイテムにまつわるエピソードを伺いました。

娘の誕生からの相棒「ハンドブレンダー」
料理研究家として、またダイエットカウンセラーとして、日々たくさんの調理器具に触れています。
仕事柄、最新のキッチンアイテムを試す機会も多いのですが、私のキッチンの特等席を10年以上守り続けている道具は、それほど多くありません。娘が生まれてから一度も休むことなく手元にある相棒の1つが、ハンドブレンダーです。
13年前、娘の離乳食づくりのために購入し、「子どもが大きくなったら出番が減るかもしれない」なんて思っていましたが、そんなことはありませんでした。
ハンドブレンダーのよいところは、自分の体力を使いたくない作業をパッと終わらせてくれるところ。とくに重宝しているのが、生クリームの泡立てです。
お菓子づくりやお料理の仕上げに生クリームを使いたいとき、もったりと角が立つまで手を動かし続けるのはひと苦労。かといって専用の「電動ハンドミキサー」は重く場所を取り、出し入れの心理的ハードルが高い。
家庭での簡単なお菓子づくりや料理の仕上げくらいなら、ハンドブレンダーで事たります。スリムな本体にアタッチメントをカチッとつけるだけで、あっという間に泡立てが完了。場所を取らないので出し入れもスムーズ。
この手軽さのおかげで、疲れているときでも「生クリームを添えてみようかな」という気になれます。
10年以上愛用する100円ショップの「ミニまぜ棒」

もう一つの相棒は、100円ショップで見つけたステンレス製の小さな「ミニまぜ棒」です。
先端が小さな泡立て器のようになっていて、手のひらに収まるサイズ。どこにでもある普通の道具ですが、これが私の毎日の調理によくなじんでいます。
料理をしていると、大きな泡立て器を出すほどではないけれど、菜箸ではうまく混ざらない…という場面が多々あります。
とくに、合わせ調味料を小さな器でつくるとき。しょうゆ、みりん、お酢、あるいはみそやマヨネーズを混ぜ合わせるとき、菜箸だとどうしてもムラができてしまいます。みそのかたまりが残ってしまったり、油分と水分が分離したままだったり。思うようになめらかに仕上がらないのは地味にストレスです。
でも、「ミニまぜ棒」は菜箸とは比べものにならないほど素早く、均一に混ざり合います。自家製のドレッシングをつくるときにも活躍。
なにより驚くのは、毎日使い倒していても、ぜんぜん壊れないことです。10年以上同じものを使っていますが、ビクともしません。
「これで100円でいいんですか?」と言いたくなるくらい、日々の調理に欠かせない道具になっています。洗浄も場所を取らず、食洗機にポンと入れるだけ。手洗いでも数秒でキレイになります。
100円ショップの小さな道具も、私にとっては大事な「手間を減らしてくれるもの」。使い勝手のよさが、長く残っている理由です。
道具の力を借りて、無理なく続ける
娘が生まれたばかりの頃から今まで、この2つの道具には本当によく助けられてきました。ブレンダーで離乳食をなめらかにしたり、「ミニまぜ棒」でサッと調味料を混ぜ合わせたり。
これらがあることで日々の作業がスムーズに進み、ちょっとした効率の良さが、忙しい毎日を支えてくれたように思います。
料理は時間をかけて丁寧につくることだけが正解ではありません。道具の力を借りて、無理のない範囲で料理を楽しむ。そんなつき合い方が、今の私の毎日を支えています。何年経っても色あせないこの相棒たちは、これからも私のキッチンで、変わらず活躍してくれるはずです。
