今年出るゲーミングノートは画面&チップ改善。で、価格が恐ろしいことに
ゲームの性能が上がるのはうれしいけど、値段が上がるのがねぇ…。
今年のゲーミングノートPCに搭載になるインテル最新チップ「Intel Core Ultra 9 290HX Plus」。
去年のCore Ultra 9 285HX(インテルのノートPC向け最上位チップ)の後継となる最上位チップなのですが、中身を見ると、マイクロアーキテクチャも去年の285HXと同じ(Arrow Lake)なら、コア数も24コア(高性能コア8+高効率コア16)で同じ。最大クロックも5.5GHzで新旧同じ。違うのはD2Dクロック(オンチップのデータ転送速度を上げ、高負荷ゲームの処理性能を上げる)が上がったことぐらいです。
つまり、ゲームによって性能向上にはバラつきが出るってこと。
たとえばIntel曰く、『レッド・デッド・リデンプション 2』を「高」設定&1080pで操作した場合のフレームレート改善幅はわずか2%。逆に『サイバーパンク2077』では10%の性能向上が見られたし、『ボーダーランズ3』では24%も性能がアップしていて均一じゃないんですね。テストで使った機種はRTX 5090モバイルGPU搭載ゲーミングノート「MSI Titan 18 HX」で、ハイエンドな仕様だと米市場価格5000ドル(約80万円)を超えるノートです。今年はチップのアプグレに折からのメモリ高騰が加わってもっと値段は吊り上がることが予想されます。
最上位のCPUと並んでIntelが推してるのが、ミッドレンジの「Core Ultra 7 270HX Plus」(20コア)です。こちらは今のArrow Lakeアーキテクチャのチップ(Core Ultra 7 265HXなど)の改善版という位置づけなのですが、フレームレートや高負荷アプリ処理性能の向上幅は、デスクトップ向けArrow Lake CPUと比べちゃうと控えめ。今年の270K Plusシリーズでは去年の285Kなどより高効率コア数を増やしてブーストクロックの値を上げたってことなので、インテル搭載ノートの性能向上は一部PCゲーマーが求めるほど大規模じゃないことも考えられます。
新しいチップとスクリーンで価格据え置きはどう考えても無理
新年CES 2026で公開された最新ノートの発売日が出そろう春。
Alienwareが用意しているのは昨年の Alienware 16 Area-51と18 Area-51の新型です。昨年版はゲームが高速で操作感最高だったけど、LCDパネルがやや残念でした。新作ではOLEDになって反射(光沢)を抑える加工も施されています。米Gizmodoでは16インチモデル、18インチモデルの実物に触れる機会があったのですが、メカニカルキーボードの感触がほんとによくて、2025年に続き2026年も編集部のお気にいりゲーミングノートになりそうだと感じました。
16インチのArea-51は最安3,150ドル( 約50万円。Intel Core Ultra 9 275HX/ NVIDIA GeForce RTX 5080 laptop GPU搭載、日本版DELL未公開)ですが、一番安い構成だと画面はLCD だし機能的にも昨年のと変わりません。 OLEDを選ぶと急に値段が4,900 ドル(約78万円)に跳ね上がっちゃうので要注意です(RTX 5090 GPU/Core Ultra 9 290HX Plus CPUの構成)。新型Area-51は4月発売。 日本市場価格についてはDELLでご確認を。
ほかにも2026年の新型ゲーミングノート、Intel Core Ultra 200 HX Plus 搭載機が目白押しななか、Acerがプッシュしているのは「Predator Helios Neo 16S AI」です。240Hzのリフレッシュレート対応のOLEDディスプレイ。9mmの超スリムボディにCore Ultra 9 290HX PlusとNVIDIA RTX 5080モバイルGPUまで搭載できるのが自慢。価格不詳。発売は7月予定。
ASUSといえば去年のStrix G16/G18も復活させていて、こちらは300Hz対応のIPS LCDモデルです(前の240Hzからスペックアップ)。18インチだとmini LED も選べて(ピーク輝度1,600 ニト)、どちらも最新Core Ultra 9 290HX搭載。ASUS価格を確認してみたら、Strix G16は3,500〜3,900ドル(円換算で約55万9000円〜62万2900円)、G18は2,800〜3,300ドル(約44万7000円〜52万7000円)くらいになるだろうってことでした。発売日不詳。ASUSは昨年のROG Strix Scar 18の新型も今年の第2四半期に発表を予定しています。どこを見回しても価格高騰ラッシュの折、前より安くなるってことはまずなさそうです、はい。
Source: Intel

