◇第98回全国選抜高校野球大会第7日 2回戦 花咲徳栄―日本文理(2026年3月25日 甲子園)

 2回戦の花咲徳栄(埼玉)―日本文理(新潟)戦は、守備の乱れが発端となり、流れが傾いた。

 3回、日本文理の先発・染谷が制球を乱し、3四球などで1死満塁となった。5番・奥野の打球は一塁線へ飛び、併殺コースだったが、一塁手の秦の送球が打者走者の奥野の体に直撃。ボールが一塁ファールゾーンを転々とする間に先制点が生まれた。

 続く6番・本田の打球は遊撃へのゴロとなったが、断続的に降る雨の影響もあったが、遊撃手・吉田がファンブルして2点目。さらに7番・谷口の打球も吉田が悪送球して、この間に2点を奪った。

 花咲徳栄が先制した3回の4点は無安打で生まれた。意外な形の先制点となった。

 さらに4回には4番・佐伯の左前適時打が生まれたが、押し出し四球や日本文理の失策が続き7得点。日本文理・染谷は4回途中降板となった。

 花咲徳栄は1回戦の東洋大姫路戦で、1−1と同点の8回1死満塁で遊ゴロの間に2者が生還する秘策“満塁エンドラン”がズバリ的中。23年前、引き分け再試合の末、サヨナラ負けを喫した東洋大姫路に逆転勝ちし、勢いをつけた。