ペン型カメラで女子中学生のスカートの中を…勤務先で100回以上盗撮した元講師の“止まらない癖”

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女子校で100回以上盗撮を繰り返す

「外を歩いている人よりも、学校内のほうが警戒心が薄れているというところがありましたので、うまく撮れると考えていました」

勤務していた女子校で100回以上も盗撮を繰り返した元講師は、動機をこのように述べていた。

「警視庁葛飾署は、’25年11月12日までに、性的影像記録提供の疑いで、私立女子校中等部の専任講師・佐藤淳人被告(33)を逮捕しました。’25年6月29日〜7月5日の間、3回にわたって、勤務先の女子校でスカート内を撮影した画像5点を他人に提供した疑いです。

葛飾署が’25年7月、駅で盗撮をした別の男を逮捕。その男のスマホを解析したところ、佐藤被告から盗撮画像が提供されていたことが判明しました。佐藤被告は容疑を認め、その後、勤務先の女子校を懲戒解雇されています」(全国紙社会部記者)

2月25日、東京地裁で性的姿態等撮影と性的影像記録提供の2つの罪に問われている佐藤被告の第2回公判が開かれ、この日、結審した。

検察が読み上げた起訴状や冒頭陳述から明らかになったのは、盗撮行為をやめられない佐藤被告の卑劣な犯行だった。

「被告人は、遅くとも’23年春ごろから盗撮行為を開始し、同年11月ごろに、駅構内において女子高生の下着を盗撮したことが発覚して、カウンセリングに通うなどしていました。しかし遅くとも’24年夏ごろから、盗撮をするために購入したペン型カメラを用いて、勤務先の女子校内で、同校の生徒のスカートの中の下着を動画撮影するようになりました」

そして、「学校内であれば生徒が盗撮に警戒することもなく、駅構内よりうまく盗撮できる」と考え、逮捕されるまでに100回以上、盗撮を行ったという。

ネットの掲示板で知り合った“同好の士”

佐藤被告は盗撮を始めたきっかけについて、このように述べていた。

「インターネットで、そういった種類の動画などを見ていて、自分でもできるんじゃないかと思ってしまったからです。そしてストレスが溜まると、盗撮をするようになりました」

しかし盗撮行為を繰り返すうちに、その目的は変わってきたようだ。

「始めたきっかけは、もちろん性的な欲求を満たすためでした。しかし、途中からはもう盗撮行為自体が目的になったというか、スリルを味わうために行うようになっていました」

前述の通り、この事件では駅で盗撮をしていた別の男が現行犯逮捕され、その男のスマホから佐藤被告が提供した盗撮画像が見つかったことが逮捕につながった。この男とはどのような関係だったのだろうか。検察官の質問に答える形で、佐藤被告は次のように述べていた。

「この男と知り合ったのはネットの掲示板です。『コバルト』と名乗り、私の勤務先の生徒を好んで盗撮している男でした。やり取りを続けるうちにSNSを通じて、お互いが所持している盗撮画像を送り合うようになったのです。私は『ハンターA』と名乗り、校内で動画撮影したスカート内の映像をキャプチャして、顔が映ってない画像を『コバルト』に送りました」

「自分で自分をコントロールできない状態」

自身が勤務する女子校の生徒に執着するコバルトと交流することをどう思っていたのかを検察官に問われると、「私も盗撮をしてしまっていたので、歪んだ仲間意識のようなものがありました」と答えている。

そして、連絡を取り合う中で、自身がまさにコバルトが執着する女子校の講師であることを明かしたという。当然コバルトからは情報を求められたというが、盗撮された女子生徒の名前を教えたことはあったが、さすがに住所までは漏らしていない」と証言していた。

この日は論告弁論が行われた。

検察官は、「信頼している生徒らの気持ちを自己の性欲のために利用した、極めて悪質な犯行」などとして、盗撮仲間に認められたいという自己顕示欲から、守るべき生徒の個人情報や盗撮画像を提供しており、極めて身勝手な理由で酌量の余地はない」と述べ、「拘禁刑3年」を求刑。

一方、弁護人は、保釈中の佐藤被告が、「すでに専門のクリニックに通院を始めており、今後、親族の監督も期待できる」などとして「執行猶予を付することが相当」と主張した。

逮捕された時に「ホッとする気持ちもあった」と振り返った佐藤被告。その理由を弁護人に問われると、こう答えていた。

「もう自分で自分をコントロールできない状態でしたので、今度こそ、やめなければならないという気持ちになりました」

そして最終陳述では、「教員として、人としてあるまじき行為に及んでしまいました。今後絶対にこういったことを、繰り返さないようにいたします」と述べたのだった。

佐藤被告が今回の逮捕をきっかけに盗撮行為をやめられれば、新たな被害者を出さないことにはつながるだろう。しかし、元勤務先の生徒たちの、自分が盗撮されたかもしれないという不安や、学校内で講師が盗撮をしてその画像を他人に提供していたことに対する怒りは、そう簡単には消えないのではないだろうか。

判決は3月13日に言い渡される予定だ。

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取材・文・写真:中平良