「吾輩は地域猫である」名前はあるけど 自由きまま 夏目漱石旧居をご案ニャい 熊本
2026年は、文豪・夏目漱石が熊本を訪れて130年、没後110年の「漱石イヤー」とされています。
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それを知ってか知らずか、漱石が暮らした熊本市中央区の内坪井旧居で、地域猫たちがおもてなししてくれるそうですよ。
ちょっと覗いてみませんか?
『吾輩は猫である。名前はまだない…?』
ここは、漱石が熊本で暮らした5番目の家。
開館の時間になると、どこからともなく仲間たちもやってくる。
『名前はない』って言ったけど、館長の塩田さんやスタッフの志垣さんが仮の名前をつけてくれたよ。
いつもやさしくしてくれる。
夏目漱石内坪井旧居 塩田賢俊館長「もちろん、漱石を感じたくて来館する人が多いけれども、最近は『きょう猫いますか?』とおっしゃるお客さんもいるぐらい。猫たちが、この記念館で漱石とつないでくれているみたい」
館内をご案ニャいします
お気に入りの場所は、晴れた日の縁側。
ポカポカのんびり、気持ちがい~い。
そして、もう一つは漱石先生が執筆をしていた場所。
先生も庭を眺めながら文案を練ったり、俳句をひねり出したりしていたんだろうね。
思い出も 猫もいっぱい
この内坪井の旧居は、先生にとっても思い入れのある家。
妻・鏡子さんとの間に待望の赤ちゃんが生まれたからなんだ。
そのとき詠んだ一句がこちら。
『安々と 海鼠の如き 子を生めり』
我が子を「海鼠(ナマコ)」って…あんまりな気もするけど、無事に生まれてほっとしたんだろうね。
最近は、小泉八雲を取り上げた連続ドラマの影響もあって「旧居巡り」が人気みたい。
埼玉から「猫ちゃんがいると安心する感じ。漱石先生と一緒で、春から英語教師になります。頑張ります」
訪れた人たちが書き残したノートには、僕たちのことがいっぱい書かれている。
僕らは、勝手気ままな地域猫だから、必ず会えるかは分からないけど、いたらおもてなしするよ。ありがたい、ありがたい。
