Xが「AIによる投稿」のラベルを開発中か

XではAIによる性的画像の生成や誤情報の拡散など、AIの使用法や透明性について問題視されています。アプリ研究者のNima Owji氏がXに投稿した内容によると、Xは投稿時にAI生成コンテンツが含まれていることを示すトグルスイッチを開発中であり、AI生成やAIによって編集されたコンテンツにはラベルが付けられる可能性があります。
BREAKING: X is working on a "Made with AI" label!
Users will soon be able to label their posts as AI-generated content!
Most probably, not labeling them will go against the X rules when this feature launches! pic.twitter.com/CMXafCUjTZ— Nima Owji (@nima_owji) 2026年2月22日
X is working on ‘Made with AI’ labels. | The Verge
X tests AI labeling to combat the rise of generated content | Social Media Today
https://www.socialmediatoday.com/news/x-formerly-twitter-tests-ai-content-labels/812913/
XのAIであるGrokによって生成された画像や動画には透かしが入るようになっており、コンテンツがAI生成であることを明確にしています。しかし、記事作成時点ではXにおいて投稿にAI生成コンテンツが含まれるかどうか開示することは義務付けられていません。Xの製品責任者であるニキータ・ビア氏は「人々は人間の動きや感情を見るためにXに訪れます。だからこそ、それをゆがめたり改ざんしたりするものに対して、あらゆる努力を払って対抗しなければなりません。人間の言葉を読んでいると思っていたのに、それが機械だったり、あるいは正体不明の商業団体や政府機関の指示で運営されているアカウントだったりするほど不安なことはありません」とAIやボットによる投稿の透明化が重要であると強調しています。
People come X to get a pulse on humanity. Because of that, the platform must make every effort to resist anything that misrepresents or adulterates that pulse.
There is nothing more unsettling than expecting you’re reading the words of a human -- only to find it was a machine,…— Nikita Bier (@nikitabier) 2026年2月22日
独立系アプリ研究者のOwji氏がXに投稿した以下の画像は、投稿の透明化を目指すXの取り組みの一環と考えられます。「Content disclosure(コンテンツ開示)」と表示されたポップアップには、「Disclose paid promotion(有料プロモーションを含む)」と「Made with AI(AI生成)」の2つのトグルスイッチがあり、投稿に関する情報を開示できるようになっています。

Owji氏によると、「Made with AI」のスイッチはXが開発中の機能で、ユーザーが自身の投稿をAI生成コンテンツとしてラベル付けできるようになるとのこと。Owji氏は「この機能がリリースされた際、AI生成コンテンツを投稿する際にラベル付けしないとXのルールに違反する可能性が高い」と述べています。
「Made with AI」はOwji氏が発見したという開発中の機能であり、記事作成時点ではXは公式に詳細を明らかにしていません。Owji氏は「まもなく実装」と明かしていますが、実際に「Made with AI」のスイッチが実装されるかどうか、実装される場合にリリース時期はいつごろかは不明です。
ソーシャルメディア関連のニュースを扱うメディアのSocialMediaTodayは「Made with AI」によるラベル付けについて「問題は、ユーザーにトグルスイッチでラベルを追加する責任を負わせることが効果的なアプローチになるかどうかです。ラベル付けをしないことが規約違反として処罰されるとしても、自動化されたプロフィールが禁止されるまで投稿を続け、その後新しいアカウントを作成して偽のコンテンツを共有し続けるというリスクもあります」と見解を述べています。
