◆「ワーク・ライフ・バランス」ってなに?

――お忙しい毎日だと思いますが、巷でよく言う「ワーク・ライフ・バランス」についてはどう考えますか?

友近:え、なんですか? 正直、あんまり聞いたこともないです。

――プライベートも、仕事も、どちらかに傾くことなく大切にしよう、といった考え方ですが。

友近:あっ、そういうのですね(笑)。あまり意識もしてないです。ただ自分が休みたいときに休む。休みたくないときは休まない。それだけですね。私、オンとかオフとかもないんですよ。今は仕事でストレスを感じることもない。もちろんプレッシャーや緊張感はありますよ。ストレスに関しても、若手の頃はあったと思います。

 でもここ10何年くらいは「自分がこれをしたい!」というものを自分で企画したり、クリエイティブに作ったりして、それを仲間と一緒にやっている。だから楽しい仕事しかないですし、プライベートも、「ここに旅行行きたいな」と思ったら、そこは仕事のスケジュールを空けて行きます。

◆老後の楽しみじゃなくて、今やろう

――年齢的な意識の変化はありますか?

友近:それはあるかもしれないですね。『人生一度きり、なんにでもチャレンジ』というタイトルで全国で講演しているのですが、そこでも「今やりたいこととか、チャレンジしたいことは常に待ってるんじゃなくて、自分から動いてやっている」とお話ししています。仕事とかプライベートとか関係なく、「仕事を辞めてからとか、老後の楽しみじゃなくて、今やろう」って感じ。

――なるほど、老後の楽しみではなく。

友近:20代、30代のときは、仕事を犠牲にしなきゃいけないようなことだと、やっちゃいけないと思っていた気がします。でも今はそんなこと言っていられません。人生一度きりなんだから。仕事は仕事でやりたいし、実際、できてますね。

 でも「ここはちょっと空けて旅行に行きたい」と思うなら、仕事が入るかもしれないけど、そこはあえて空けてプライベートで楽しんでもいいかな、と思ったりするようになりました。

◆好きな人には自分からアプローチ

――最近、トキめいた人や物事などはありますか?

友近:私、本当に子供が好きで。面白い無邪気な子供の動画をよく見ているんですけど、インスタで「いいな」と思った子の投稿をずっと遡ってチェックしたら、やっぱりすごく面白かったんです。それで「これは会わなあかん」と思って、声をかけて一緒にロケに行ったことがあります。

――インスタで見つけた子と!?

友近:急に「あなたの子どもと一緒にロケに行きたいんです」とか連絡が来たら怖いですよね(笑)。でも実は調べてみたら、その子のお母さんがモデルさんで、昔、私とも一緒にお仕事したことがあったことが分かって。それで事情をお伝えして、実現しました。

――なるほど。

友近:一般の人であっても、「この人面白い」とアンテナに引っ掛かったら、自分でアプローチします。タクシーの運転手の人で、すごく面白い人がいて、その人をラジオのゲストに呼んだこともあります。

――今のお話はお仕事に関連していますが、恋愛対象として好みだと思った人にも、自分からアプローチできますか?

友近:それもできます。

――おお。

友近:ただ私、いわゆるイケメンというものにはあまり興味がないんです。だから、この業界に入ってからは逆に、心ときめくみたいなのはないかもしれません(笑)。

――でもイケメン云々に限らず、惹かれる人がいれば、仕事でもプライベートでもご自分から行けると。

友近:はい。断られるのが当たり前だと思いながらぶつかっていくから、全然怖くないんです。実際ダメだったこともありますし、平気です。