――2曲目の「ポケモンなりきりサンデー」がテーマソングになっていますが、番組「ポケモンサンデー」に出られる様になってから、小さなお子さんのファンが増えましたか?

中川:番組に出始めてから「あ、しょこたんだ。ポケモン観てるよ!」と言われたことがあって、すごく嬉しかったですね。ある部分の脳内が小学生のままなので、ポケモンが本当に大好きで初代からずっとやっていたというのもあるし、夢みたいです。だから、毎日のようにポケモンをやってますね。

――実際に、子供達の前で歌う機会はありましたか?

中川:「次世代ワールドホビーフェア」という何万人も来るイベントで、子供達がたくさんいる前で初めてこの曲を踊ったんですけど、なんとバックダンサーズさんが4人もいて、振り付けを合わせたんですよ。本当に踊りがこの世で1番苦手なので、絶対無理だと思ったんですけど、歌がオモチャみたいだし、ピコピコいっててゲームみたいだし、ピカチュウとかポッチャマとかナエトルとかヒコザルとか大好きなポケモンの名前がいっぱい出てくるから、嬉しくって楽しくって、間違えずに出来ました!

――ボイストレーニングと同じ様に、ダンスレッスンを受けて踊りたいとは思いませんか?

中川:「踊りたい!」ではないですね。最低限、踊れたらいいんだけど。

――3曲目の「Dear my saint-girl」は松田聖子さんづくしの曲ですが、普通に歌上手いですよね。

中川:いえいえ。もぅすごく難しかったです。ゆっくりとした感じで、伴奏があまり激しくないので、そういう曲を歌うのが初めてだったんですよ。聖子さんの曲は大好きで、カラオケでもぅ本当に全部歌うんですけど、自分の曲だからどういう曲だというのが無いまま、自分で一から作って歌うというのが本当に難しかったです。聖子さんの歌詞がたくさん入っているから、変にしたくないというのもあったし。改めて聖子さんの偉大さを感じましたね。最初、力が入り過ぎて、すごくくどくなっちゃってたので、何ヶ月か後に「すいません。お願いします」と言って、もう一回録ってもらいました。

――前回は12種類のコスプレをされてましたが、今回のビデオクリップの見所を教えて下さい。

中川:現代の感じと、80年代の「ベストテン」みたいな古〜い感じとが交互に出てくる様な変わった感じになっていて。新しい要素と古い要素とどっちも入った曲だと思うから、画面でもそれを見せられたらなと思って。80年代の方は思いっ切りアイドルの振り付けで、後ろに柱とかヤシの木があったり、すごく懐かしい感じのセットだったり。ファーストシングルのビデオクリップで拾ったネコのルナが今回も出演していて、今度はすっかり大人になっていて、セカンドまでの間にこんなに大人になったんだねと。CDデビューしなかったら、今、この子はここにいなかったのかと思うと、すごく感慨深いものがあります。

――ビデオクリップに対して何かリクエストされたことはありますか?

中川:「ルナを出したい」ということだけ(笑)。