写真使用の是非に言及　高須幹弥医師が堀大輔氏のショートスリーパー育成プログラムを語る

美容外科医の高須幹弥氏が、自身のYouTubeチャンネルで公開した動画『ショートスリーパー堀大輔の宣伝に私の写真が使われている件について』の中で、ショートスリーパー育成プログラムを主宰する堀大輔氏の宣伝に自身の写真が使用されている件に触れ、その見解を明らかにした。

動画の冒頭で高須氏は、視聴者から「ショートスリーパー堀大輔さんのTwitterなどで、『高須幹弥先生 対談記念 睡眠改善プログラム 50%OFF』という宣伝に先生の写真が使われていますが、大丈夫ですか？」「許可したんですか？」「勝手に写真が使われていませんか？」といった趣旨の質問が自身のInstagramなどに多数寄せられていると報告。この宣伝によって、あたかも高須氏が堀氏のプログラムを「認めているみたいです」「誤解されますよ」といった声が多く寄せられていることを明かした。

高須氏は、堀氏が代表理事を務める「日本ショートスリーパー育成協会」が提供する睡眠改善プログラムの宣伝に関して、「正式に明確な許可っていうのは出してないです」と断言。一方で「こういうことはやめろとも言っていない」とし、過去に堀氏と約1時間対談し、その全編を自身のチャンネルで公開した際、堀氏が「（対談記念でプログラムを）50%OFFとか、その程度ですよ」と発言した事実はあったと説明した。しかし、宣伝展開や写真使用に関する正式な申し出や契約はなかったという。

高須氏は「本来だったら、ちゃんと契約書面で残す」のが筋であるとしつつも、口約束で成立するケースもあると言及。ただし、今回のケースでは堀氏側からの正式な打診がなかった点を強調した。さらに、堀氏の宣伝の仕方では、高須氏自身が短時間睡眠を推奨する堀氏のプログラムを「公認している」「勧めているんだ」と一般の人が誤解する可能性が高いと指摘。高須氏自身は「睡眠はしっかり7時間か8時間ぐらい取った方がいい」という医学的見地に基づく立場であり、堀氏とは意見が対立していることを改めて示した。

今後の対応について高須氏は、「ちょっと様子を見ようかな」「経過観察しようかな」と述べ、現時点では法的措置などは考えていないとしつつも、場合によっては堀氏側に宣伝の取り下げを求める可能性があることを示唆。視聴者に向けては「堀さんがどういう対応をするか、皆さん、これ見守ってください」と呼びかけた。

最後に高須氏は、医師の立場から短時間睡眠のリスク、特に成長期の子どもや妊婦に対しては「絶対にダメだ」と改めて警鐘を鳴らし、今回の堀氏の宣伝手法については「結構攻めてきたな」と感想を漏らした。