マーケティング侍・りゅう先生「SNSに疲れた人へ」“やってそうでやってない”ポップアップストア戦略を解説

「WEB集客に疲れた人こそやるべき、超穴場の集客方法を教えます。知っている人だけがやっている話題性抜群の"ポップアップストア集客"とは？」というタイトルで投稿された動画で、マーケティング侍・りゅう先生が今、注目される“ポップアップストア”活用法を徹底解説した。動画冒頭、りゅう先生は「ウェブ集客疲れてしまいましたとか、そういう時は結論を言うと、やってそうでやっていない手法で言えば、ポップアップストアという手がいいんですよ」と、オンライン集客に限界やマンネリを感じている人々へ新たな一手を提案する。

そもそもポップアップストアとは、期間限定で出店される店舗のことで、「数日から数週間だけ営業してパッと消える。これが話題性と限定感を生み、SNSへの拡散も狙いやすい」と特徴を語る。低リスクで市場テストやプロモーションが可能な上、商業施設や駅中などターゲットごとに柔軟なエリア選定ができる点も強みだとした。りゅう先生は「例えばZ世代なら渋谷、アッパー層なら銀座と狙い撃ちも可能。しかも、ネットのSNS投稿よりリアルからの拡散の方が今は効果的な場合も多い」と、オンラインとオフラインの連携強化の重要性を強調した。

有形商品だけでなく「無形コンテンツでも、ポップアップストアは体験を売ることができるから相性抜群」とアドバイス。例として「1日だけのワークショップや体験授業、コンサルや占い業ならワンポイント相談会、アート系なら没入型展示やダウンロード販売も可能」と多彩な発展例を披露。また、現場でしか得られない顧客の声の生データが集まることや、LINEやメルマガ登録といった“リアル接点からの獲得力”もネット施策にはない武器だと語る。「ネットでもリストは取れるが、リアルはまだ慣れていない人も多く意外と獲得効率が高い」と成功体験を明かした。

実際に出店するための具体的な方法として、「ショップカウンター」を筆頭に、スペースマーケット、インスタベースなど各種マッチングサービスを紹介。「全国2万件以上のスペースが登録されていて、アフターコロナでリアル接点の価値が再評価されている。誰でも手軽に試せる時代」と最新事情を伝えた。ポップアップストアは「新商品のテストマーケティング、ブランド体験、エリア検証、本格出店の前テスト、そしてリアルとECサイトなどオンライン連携のきっかけ作りにも最適」と、その応用範囲の広さも強調。アパレル、洋菓子、エステといった個店が実例で紹介され、「マーケティングの素人でもうまくいきやすいのがリアル。リアルの強みをもう一度見直すべき」と熱く語った。「オフラインからオンラインへの誘導、SNSが伸びないならリアルで勝負せよ！ってこと」と独自の視点も披露。

動画の終盤では、場所選びのコツや目的別の最適ロケーションも詳細に解説。「販売最大化なら駅中や百貨店、体験や認知獲得ならコワーキングスペースや家族向けのショッピングモールなど、目的と層に応じて最適解を考えることが大事」と指南。