便秘や胃もたれを感じたときの「おなかツボ押し」。場所や力加減をプロが徹底解説
おなかのツボを押すと、腸内が活性化するのを知っていますか? 今回は、消化不良を改善するツボ・胃腸の機能を上げるツボ・便秘改善のツボなどを紹介。ツボの位置や押さえるときの注意点など、鍼灸あんまマッサージ指圧師の柳本真弓さんに教えてもらいました。

押すだけで内臓機能を活性化
おなかには、腸を直接刺激して便秘を改善したり、内臓機能を活性化するツボがたくさん。
「強く押すと刺激が強いので、優しく押すのがコツです」(柳本さん)
●章門(しょうもん)
肝臓に関係するツボで、血行をよくして体の新陳代謝を高め、消化不良や腹部膨満感の改善にも効果あり。ウエストをくびれさせる効果も。
<見つけ方と押し方>

脇腹の肋骨(ろっこつ)の下にあるツボで、位置は上の大きな写真を参考に。押すときは、上の写真のように人さし指、中指、薬指の3本の指を当て、左右同時に4、5回優しく刺激を。
●天枢(てんすう)
胃と腸の機能を上げる万能のツボ。食べすぎや飲みすぎによる胃腸の疲れをやわらげたり、排せつを促して体のだるさを取る作用も。
<見つけ方と押し方>

おへそから左右に指3本分横の位置にあります。

人さし指、中指、薬指の3本を当て、左右同時に4、5回優しく押して刺激しましょう。
●大巨(だいこ)
胃腸を本来の働きに戻し、慢性の便秘にも効果的。婦人科系の悩みにも効くツボで、血行をよくしてのぼせやむくみ、冷えなどの解消にも。
<見つけ方と押し方>
「天枢」の左右のツボから指3本分下の位置にあります。人さし指、中指、薬指の3本を当て、左右同時に4、5回優しく押して刺激しましょう。
おなかのツボ腸活のPOINT!3本の指で優しく押すのがコツ

効率的に内蔵を活性化するには、ツボを押す力加減も重要です。
●臓器に近い場所にあるツボを優しく刺激
おなかには臓器が集中。
「その臓器に近い場所にあるツボはピンポイントではなく、指3本を使って優しく刺激して働きを活性化します」
●臓器全体を活性化して体の巡りをよく
胃腸だけでなく、排せつや婦人科系に効くツボも集中。
「それらを総合的に刺激して血や水の巡りがよくなれば、代謝アップに効果的です」
