よくみる「世界地図」は一般的にほとんどがメルカトル図法で描かれていますが、この図法で描かれた国は北極や南極に近づくほど実際よりも大きく表示されてしまうという特徴があります。世界地図の見方を少し変えてみるとどんな世界が見えてくるのか、ブロガーのトーマス・プエヨ氏が紹介しています。

Maps Distort How We See the World - by Tomas Pueyo

https://unchartedterritories.tomaspueyo.com/p/maps-distort-how-we-see-the-world

メルカトル図法で描かれる国々と実際の大きさの違いがよく分かるgifが以下の画像をクリックすると確認できます。



静止画にするとこう。濃い色で描かれたものが実際の大きさです。



「アフリカの本当の大きさ」がこれ。メルカトル図法では広大に見えるロシアもアフリカにすっぽりと収まります。アメリカや中国、ブラジル、ヨーロッパ、インドも余裕で入る大きさ。



アフリカにいろんな国を詰め込んでみるとこんな感じ



長さを見ると分かるように、ロシアの西端から東端までと、アフリカ大陸の西端から東端まではわずか100kmしか変わりません。



日本とほぼ同じ大きさなのはソマリアやニュージーランドなど。



ブラジルはヨーロッパ全土を収めてもお釣りが来るほどの大きさ。



ヨーロッパ、インド、カナダ、中国の比較がこれ。



「インドネシアの東西の距離はアメリカの東西両岸とほぼ同じ」と指摘されるくらい、実はインドネシアはかなり長い国。EUよりも長いです。



チリも同じくらい。



日本で売られる世界地図は、日本が中心に置かれているのが一般的です。ちなみにこれは1853年に発行された世界地図。



中心をアルゼンチンに変えたらこんな感じになります。チリの西側には何にもないというのがよく分かります。



一方で南極を中心に見るとこんな感じ。南極はチリのお隣さん。



アラスカ周辺を中心に据えるとこんな感じです。アラスカのアンカレッジ空港は貨物輸送量が世界第3位だそうですが、こうしてみるといろんな国に近いアラスカにそのような空港があるのも納得です。



距離で見ると、ブラジルの西端から東端までよりも、ブラジルの東端からアフリカ大陸までのほうが短い距離にあります。



中国の西端は中国の東端よりもドイツの方が近いという事実。



海と陸を逆にした地図がこれ。魚にとってはこれが「世界地図」かもしれません。