中国が「統一」のため武力行使なら「台湾守るため戦う」7割=政府系組織調査(資料写真)

写真拡大

(台北中央社)政府系組織、台湾民主基金会が実施した台湾人の民主主義の価値観に関する世論調査で、中国が「統一」のために台湾に武力行使した場合、「台湾を守るために戦う」と回答した人が7割を超えたことが分かった。同基金会は30日、世論調査の結果を公表した。

調査は2011年から行っているもので、4年前からは国立政治大学選挙研究センターに委託して実施している。台湾の人々の民主主義に対する態度と台湾を防衛する決意を調べるのが狙い。

中国が「統一」のために台湾に武力行使した場合、「台湾を守るために戦う」と回答した人は71.9%に上ったが、前回調査(21年)の72.5%に比べて0.6ポイント下がった。一方で「戦いたくない」と答えた人は19.3%で、前回の18.6%から0.7ポイント増えた。

また、中国が「台湾が独立を宣言」したことを理由に台湾に武力行使した場合に「台湾を守るために戦う」と回答した人は63.8%、「戦いたくない」とした人は27.8%だった。前回調査ではそれぞれ62.7%、26.7%だった。

台湾の民主主義政治の実施状況については、「満足している」と答えた人は50.8%にとどまった。前回は53.2%だった。

調査は台湾地区(金門、馬祖を除く)の満20歳以上の男女を対象に、固定電話と携帯電話を通じて今年5月18日から同23日にかけて実施。固定825件、携帯439件の有効回答を得た。

(黄雅詩/編集:名切千絵)