合格まであと一歩 鶴瀬華月は「一喜一憂せず」にラスト18ホールへ(撮影:福田文平)

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<JLPGA最終プロテスト 3日目◇3日◇大洗ゴルフ倶楽部(茨城県)◇6543ヤード・パー72>
3度目の正直となるか。昨年6月、11月ともに最終プロテストで涙をのんだ鶴瀬華月(かげつ)が、3日目のベストスコアタイ「68」をマークしてトータル7アンダーに伸ばし、首位タイに浮上した。
初日の降雨により、第1ラウンド、第2ラウンドがともにサスペンデッドとなった今回の最終プロテスト。初日最終組でプレーしていた鶴瀬は、初日、2日目ともに18ホールを完走できず。この3日目も第2ラウンドの残りをプレーしてからのスタートだった。
そんな“波乱”のなかでも「70」「71」「68」と連日のアンダースコアをマークし、着々とスコアを伸ばしていった。「イレギュラーな感じでスタートしたので、3日間アンダーという実感はないんですけど」と話すが、この日は後半に怒とうの5バーディを奪取。「アンダーで回れているので、自信になりました」と、トップに並んで最終日を迎えられることに笑顔を見せる。
「精神的な部分が弱かった」と、2度の不合格を受けて“メンタル強化”に励んだ。「人間的にどうやったらレベルアップできるかを考えた」この1年間。ゴルフのプレーばかりではなく、自分自身を見つめ直した。そしてたどり着いたのが「ゴルフは一喜一憂しないこと」。淡々と集中してプレーすることで、好スコアを生み出した。
2度も悔しさを味わった最終の舞台で、トップ合格も狙える位置につけている。「目指すのはもちろんそこなんですけど、固執してしまうとやるべきことを忘れてしまうので(笑)。一打一打に集中して、結果に結びつけばいいなと思います」。千葉県の北谷津ゴルフガーデンで練習に励み、京葉カントリー倶楽部でキャディのアルバイトをしながら大一番を迎えた20歳。集中力を最大限に発揮して、トップ合格をつかみたい。(文・笠井あかり)
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