ドイツ代表の「歴史上最高のベストイレブン」
11月から開幕を迎えるワールドカップ2022で、日本代表と対戦することが決まったドイツ代表チーム。もちろん世界有数の強豪だ。
今回は『Sportmob』から「ドイツ代表の歴史上最高のベストイレブン」をご紹介する。
GK:オリヴァー・カーン

ドイツ代表出場数:86試合
マヌエル・ノイアーをはじめとしてさまざまな名ゴールキーパーが生み出されてきたドイツ。その中でもオリヴァー・カーンは、これまでの歴史上「ワールドカップで5回のクリーンシートを達成した」唯一の守護神である。
そしてもちろんワールドカップでのMVPを獲得したGKも彼だけであり、IFFHSの「21世紀のベストゴールキーパーランキング」で5位に名を連ねていた。それでいてワールドカップに優勝したことがないという事実は非常に意外なものだ。
右SB:フィリップ・ラーム

ドイツ代表出場数:113試合
ドイツの歴史上で最も偉大な右サイドバックは、世界でも有数のユーティリティ性を誇ったフィリップ・ラームだ。ドイツ代表では100試合以上に出場し、2010年ワールドカップではキャプテンを務め、2014年大会では優勝も果たした。
左サイドバックやボランチでもその力を遺憾なく発揮できるという頭の良さ、グアルディオラにも愛された技術の高さ。あらゆる意味でパーフェクトな選手で、その系譜をヨシュア・キミッヒが継いでいる。
左SB:パウル・ブライトナー

ドイツ代表出場数:48試合
左サイドバックの歴史を変えたパウル・ブライトナー。ベッケンバウアーやフォクツとともに西ドイツの最終ラインに名を連ね、当時としては珍しいまでの攻撃性能を発揮した。
1974年のワールドカップで優勝に不可欠な役割を果たし、決勝でゴール。そして1982年のワールドカップ決勝でも得点した。「2回のワールドカップ決勝でゴールした」選手はペレ、ババ、ジダンと彼しかいない。もちろんDFではブライトナーが唯一だ。
CB:ユルゲン・コーラー

ドイツ代表出場数:105試合
センターバックも数多くの名選手がいるドイツ。その中で100試合を超えるキャリアを重ねたのがユルゲン・コーラーだ。1986年にドイツ代表へと加わり、1998年まで長くプレーし続けた。
1990年のワールドカップと1996年のEUROで優勝を果たし、EURO1992では準優勝ながらもベストイレブンに選ばれている。
CB:フランツ・ベッケンバウアー

ドイツ代表出場数:103試合
皇帝を意味する「デア・カイザー」と呼ばれた伝説のリベロ、ベッケンバウアー。サッカーの歴史上でも最も偉大な選手の一人である。そしてマリオ・ザガロ、ディディエ・デシャンとともに「選手としても監督としてもワールドカップを優勝した」レジェンドである。
EURO1972と1974年のワールドカップで優勝を果たし、2回のバロンドールを獲得。103試合でドイツ代表のユニフォームを着て、14ゴールを決めている。
CMF:トーニ・クロース

ドイツ代表出場数:106試合
現役からになってしまうが、すでにトーニ・クロースはドイツの歴史上でも最も偉大なセントラルハーフになったと言っても過言ではないだろう。そのユニークなテクニックや創造性は、いままでのドイツサッカーにおいて見られなかったほどのものだ。
2014年のワールドカップでは優勝したドイツ代表の中で最も多くのアシストを決め、攻守の両面で際立ったプレーを見せた。まだ30代前半だが、EURO2020での敗退を受けて国際舞台からは離れている。
CMF:ミヒャエル・バラック

ドイツ代表出場数:98試合
2000年代のドイツで「小さな皇帝」と呼ばれたバラック。中盤の選手としてプレーしながらも、ドイツ代表で42ゴールを決めたという得点源でもあった。
1999年に初めて招集を受け、それからワールドカップ2大会、EURO3大会に出場したものの優勝できず。またクラブレベルでもチャンピオンズリーグで2回決勝に進みながらどちらも敗北。まさに「偉大すぎるシルバーコレクター」である。
CMF:ローター・マテウス

ドイツ代表出場数:150試合
ドイツ代表の歴史上最も偉大なキャプテンであり、最も多くのキャップ数を獲得した人物。1991年にはバロンドールにも輝き、FIFAワールドベストイレブンにも選ばれている。
150試合のうち83試合は西ドイツ時代のもので、時代の移り変わりの中でチームを支える闘将であった。中盤だけでなくスイーパーとしても活躍し、5回のワールドカップに出場している。これはラファエル・マルケスと彼だけが持つ記録である。
FW:ゲルト・ミュラー

ドイツ代表出場数:62試合
ドイツの歴史上最も偉大なストライカーといえば、ゲルト・ミュラー以外の名前が出ないはずがない。62試合の出場で68ゴール。しかもワールドカップだけで14ゴールを決めており、これはロナウドとクローゼに抜かれるまで長い間最多記録であった。
なお、国際大会で8回のハットトリックを決めたという信じられない記録も持っている。昨年75歳で死去した際には世界中から悲しみのメッセージが送られていた。
FW:ミロスラフ・クローゼ

ドイツ代表出場数:137試合
そのゲルト・ミュラーの記録を抜いたミロスラフ・クローゼもベストイレブンに入ってくるだろう。2000年代のサッカー界で最も優れたストライカーの一人で、しかも20代中盤まで下積みをしていた遅咲きだった。
137試合の出場で71ゴールを決め、ワールドカップだけで16ゴールという「W杯男」でもあった。ちなみにワールドカップで1試合5ゴールを全てヘディング(2002年のサウジアラビア戦)を決めるという珍しい記録も。
FW:トーマス・ミュラー

ドイツ代表出場数:106試合
クローゼともゲルト・ミュラーとも違うが、彼はもはやドイツ代表の歴史上最も「サッカーを知っている」選手だったといえよう。どこで起用されても適切なポジションに顔を出し、圧倒的な安定性を誇る技術を見せる。
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2010年に初めてドイツ代表に選ばれ、直後のワールドカップで5ゴールを決め、最優秀若手賞を獲得した。そして4年後にはチームの優勝に貢献し、得点ランキング2位に。キャリアで30ものメジャータイトルを獲得しているという事実はダテではない。
