救助犬、人を助けるだけじゃない!走ったデータで災害時の土砂量測定
救助犬が身につけるスーツの慣性計測センサー(IMU)を利用する。加速度を積分して移動距離を算出し、3次元的な移動軌跡を求める。IMUの誤差も積分してしまう問題があったが、犬の走り方を分析して誤差をキャンセルできるタイミングを見つけた。
衛星測位システムでは犬の速度が速く、うまく計測できなかった。IMUは1秒当たり100回データをとっているため速く走られても計測できる。
土砂災害の後に、安全が確保できる場所から死角になる場所は測量が難しい。人が立ち入れない環境でも、体重の軽い犬は捜索できる場合がある。
東北大は救助犬スーツにカメラやライトを載せ、犬を遠隔誘導する技術も開発している。IMU測量と遠隔誘導を組み合わせることで、人が立ち入れない空間で捜索や測量ができるようになる。
