26歳・31歳・48歳のメンクイたち

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どうもこんにちは、ライターのルイです。

「モテすぎてつらい…」は本当だった! “超イケメン”に日常と恋愛模様を聞いてきた

突然ですが先日、姉からこんな話を聞きました。

「私の娘がイケメン好きになっている……!」。

5歳の姪っ子は姉に似ず、顔や性格が私に似ているどころか、メンクイという点まで私に寄ってきたというのです。

『どうしてもいい顔が好きすぎる』座談会

今回は、メンクイは遺伝するのか?という話を筆頭に、座談会を通して『メンクイ』という種族に落としどころを付けていきたいと思います。

メンバーは、次の3人でお送りいたします。

・26歳、港区在住のイケメン彼氏持ち。圧倒的勝ち組のアキちゃん
・31歳、3度の結婚に失敗しつつそれでもイケメンが好き!ルイ
・48歳、独身。それでもメンクイを貫き通す。かあここさん

そもそもメンクイとは遺伝なのか?

ルイ:そもそもメンクイって遺伝する?

かあここ:遺伝なのか刷り込みなのか今となってはわかんないけど、うちの父親は「とにかく人間は顔だ」って言ってた。「やさしいだけが取り柄の男は、かっこよくなるための努力を放棄しているからダメだ。人にやさしくするのなんてそもそも当たり前だ」って。

アキ:そういう言い方をされると、ごもっともですよね(笑)

ルイ:でも刷り込みか遺伝なのかもうわからない(笑)

かあここ:「人込みを歩いていて、向こうからぶつかってきて舌打ちをするような性格の悪いやつがかっこよかったことがあるか?」と。「一方的に文句をつけてくる女が美人だったことがあるか?」と。

ルイ&アキ:おおお!たしかに!(笑)

かあここ:ずっと、人の見た目には中身が出てくるもんだって教えられて生きてきたんだよ。だから、それを信じて生きてきたらひどい目にあって今独身(48歳)。

アキ:あれ?お父さん!?(笑)

イケメン好きにしかわからない!メンクイあるある!

かあここ:お父さんは、いいこと言ってるけど、その通りに生きていって幸せになれるのかは別の話なんだよね(笑)。でも、中身で選ぶのも絶対大切だよ。中身のいいひとと付き合うのって、いいことだと思う、いい気持ちにはなる。だけど好みじゃない顔相手に、トラブルが起きたときだよね。「その顔で?」って思うんだよね。

ルイ:そうなの!トラブルって絶対起きるのよ!本当にそうなの!!

かあここ:まずそれを思っちゃうよね。

ルイ:トラブルに対して物事を言う権利っていうのは、誰しも平等にあるからね。顔は関係ないんだよ(笑)

かあここ:だけど、思っちゃう。思っちゃうものはどうしようもないよね。

ルイ:わたしだって人を愛したいんだよ!

かあここ:わたしたち、愛したくて愛せなくて大変なんだよ(笑)それに、中身で選んでも結局クズなことも多い。

ルイ:そうそう。最初は中身で選んで、目に『SNOWのフィルター』みたいなのつけて、一生懸命向き合うんだけど、ふとそのフィルターがとれたときに一番許せないのが、寝顔。好みではない男が寝てるだけで腹が立つ。

アキ:とは言ってもイケメンだって変な顔になることとか……。

かあここ:イケメンはね、寝顔もイケメン。怒る顔もイケメン。変になることなどないの。

ルイ:イケメンは、崩れない。ずっといい!

かあここ:ブスにもイケメンにも、同じくらいの「幸福」しかもらえないなら、絶対顔がいい方が得だよね。

まともなイケメンは早々に売れていく……!

アキ:え、じゃあまともな男はこの世にいないってことですか?

かあここ:いや、いるよ。もう売れてるの。

ルイ:アキちゃんみたいなしっかりした子に持ってかれてる。30歳過ぎるとイケメンはイケメンでも変なのしか残ってないんだよ。

アキ:(笑)

かあここ:変なのは割と残ってるよね。

ルイ:若いときは、次はこのイケメンにしよう!って次々見つけられたのに、ふと周囲を見渡すと市場がやばいことになっているんだよ。

アキ:確かに私の周りはまだ大丈夫そうです(笑)

ルイ:26歳はまだギリセーフだよね。わたしは、若くして顔のいい男と結婚して失敗して、次に顔が好きだった男と結婚して失敗して、最後はスペックだけで選んだら顔が気に入らなくて失敗した。でもそのとき29歳とか?もはやまともなのどこにもいなくて……。

クズだけどイケメンだったわたしたちの元カレ

かあここ:わたしとルイちゃんのダメなところはさ、「イケメンだったけどクズだったんだよ〜〜!!(涙)」って話じゃなくて「クズだったけどイケメンだったんだよ〜〜!(笑)」って話しちゃってるところだよね。
話の前後が違うんだよ。どうしても顔にフォーカスした出来事になってるんだよね。

アキ:(笑)でもわたしも顔がいいのがいいです!ただ、「やさしくて思いやりのあるイケメン」が好きです!

かあここ:いやわかるよ!わたしだってそういうの選びたかったんだよ、でもどうしても好きな顔を選ぶとクズなの。だからそういう系統の人が好きなんだと思う。「天使みたいな顔をしたクズ」が好きなんだよね。

ルイ:わたしは「チャラついたハンサム」が好き。なんか手馴れた感じの人。

アキ:幸せになれなくないですか?(笑)

ルイ:なれてないからこの話はじめたよね(笑)

アイドル=理想郷を見つけた!と思ったら……

かあここ:わたしたち、現実世界のイケメンに疲れてアイドルのおっかけはじめたけど、どっちも速攻で文春砲(※)にやられたよね。 ※週刊文春によるスキャンダル・スクープのこと

ルイ:光の速さでクズだという報道!

かあここ:しかも結構えぐいクズな報道だったよ(笑)。アイドルに逃げたのにそこでも叩き潰されるの。

アキ:ダメなイケメンが好きなんですね……(笑)。

かあここ:アイドルとは付き合わなくて済むから、相手の状況も気持ちも考えなくてよくて、年齢差も関係ないんだよね。だから「ただただ、いい顔が好き!」っていうのが許される理想郷をみつけた!って思ったのに、突然とんでもないスキャンダル聞かされて、ここでもわたしが選んだ人はダメなんだ……って。

ルイ:そうなの。同じアイドルヲタクの友だちで「顔じゃなくて中身が好き!」って言って担当を選んだ子、めっちゃまともに結婚してることに気づいたとき、震えたよね。

かあここ:それでも「天使みたいな顔のクズ」が好きだよ。

ルイ:わたしだって「チャラついたハンサム」のことが好きだよ。

『聖母マリアモード』が搭載されているわたしたち

アキ:でも現実世界だと、クズだって付き合う前にわかんないんですか?

ルイ:わかってるよ!わたしが2番目に結婚した人は、小学校のときから好きだった俳優だったんだけど、最初からおかしいなって思ってたよ。絶対浮気することも、わかってた。でもあの顔がよかったんだよね。

アキ:マジですか(笑)いやそれは普通にすごいですけど(笑)

ルイ:自分の中に『聖母マリアモード』っていう機能が搭載されていると思ってるんだけど、クズのイケメンと対面してると「この人のすべてをわたしが受け止める!」みたいなタイムゾーンが出現するんだよね。突然、仏みたいな自分に出会う。

かあここ:あまりのクズさに、急になることあるよね。私はさらに『高性能な変換機』みたいなのがついてるんだよね。私そもそも外に連れて歩けるイケメンと付き合ったことないからね。そこで変換機が「インドア派なんだ〜!」に変換してくれる(笑)

ルイ:やばいなそれ(笑)うまいこと補完しすぎ(笑)

かあここ:高性能でしょ。なにも怪しいと思わないで変換してくれる(笑)イケメンの彼氏に写真撮るなって言われて「写真きらいなんだな〜!」って思ってたよ。

アキ:幸せ!!!(笑)

かあここ:結局その人結婚してたんだよね。10年間付き合ってたのにだよ、10年。

アキ:え!!それ全然気づかなったんですか!?

かあここ:思えば初対面から違和感はあったんだけど、顔が何もかももみ消した。よく、「知らないふりをしていたの?」とか、「見て見ぬふりをしていたの?」って言われるんだけど、そうじゃないの。本当に問題は見えなくなって、消えてなくなっちゃったの。

ルイ:あとから思い返すと圧倒的におかしいやつだね(笑)

かあここ:イケメンが目の前にいる限りは全部もみ消すよね。一緒に居続ける以上魔法は解けない。

ルイ:わたしは2番目の元夫といたときは、年取って顔がどんどん劣化していくから、子供のころのかわいい写真集を購入してそっち見てごまかしてたもんね(笑)。もはや自分で魔法にかかりにいってた(笑)

アキ:そこまでしてたんですか!?(笑)

ルイ:うん。あとわたしは重度の酒好きだけど、イケメンに言われればすぐに酒をやめられるよ。

かあここ:イケメンになら何されても大丈夫ってわけじゃないんだよ。さすがに親を殺されたら一緒にはいられないんだけど、そのハードルみたいなのが恐ろしいほど高いんだよね。ほぼほぼ何言われても大丈夫、みたいにできてる。

ルイ:そうそう、ちょっと浮気されたくらいじゃ殴りあいして終わりだよ、ハッピー(笑)。でもブスだったらもう殴る気にもならない。

かあここ:手が痛い。ブスを殴って手が痛いっていうだけの話になる。

アキ:かあここさん名言多いです(笑)

そろそろ、あたらしい病名がつく頃なのではないか?

ルイ:もうここまでくると病気だよね。治らないんだもん。治ったと思っても再発する。病名ほしいよね。私たちのカテゴリーを示す名前が。

かあここ:なんかメンタル系で問題がある症状とか、次々に病名がつくじゃない。だからわたしたちも、そろそろだよね。

ルイ:(笑)そろそろだと思う。人格的な、パーソナリティーの部分での問題なのかな。

アキ:認知の問題はあるかもしれないですよね(笑)

ルイ:まって、じゃあわたしの姪っ子とかやばくない?わたしの姉ちゃんメンクイじゃないよ。

アキ:それはもうルイさんのDNAが……遺伝子レベルで脳に影響を与えていますよね。

かあここ:うちの家系は、みんな普通の顔をしているんだけど、連れてくる配偶者が異常に美しいんだよね。

アキ:遺伝子だ!!!(笑)

かあここ:お母さんもパンフレットのモデルとかやるような人で、妹の旦那は地元の札幌を歩いているだけでモデルにスカウトされたり、高校のときもナンバー1のミスターに選ばれてたよ。弟の嫁さんは宮沢りえみたいな、誰もが振り返る美人なんだよね。だから私はブスを連れて帰れない。そんなことしたら家族みんなが誤作動を起こしちゃう。

ルイ:やっぱり絶対病気だわ!MNKB?メンクイ病!

かあここ:エムエヌケービー!

ルイ:なんとか性なんとかなんとかにしたい(笑)。遺伝性だよねとりあえず(笑)

アキ:遺伝性顔貌趣向……(笑)

ルイ:いいねいいね!

かあここ:遺伝性顔貌……最優先症?

ルイ:それだ!!!!

メンクイは、MNKB(遺伝性顔貌最優先症)という名前に決定!!!

ルイ:絶対わたしたちの病気これだ!もう間違いない!!遺伝性顔貌最優先症(いでんせいがんぼうさいゆうせんしょう)!

かあここ:世界で一番どうでもいい病名できたね。

アキ:バカなんじゃないかって(笑)

ルイ:すごいくだらない病気(笑)

アキ:でもそれで後悔とかありますか?MNKBの先輩的に(笑)

かあここ:いや、別に悔いはないなと思えるかな。ていうか、48歳にもなって一人だなんて「見た目にこだわらずに結婚しちゃえば良かった!」って、 かけらも思ってないことに今日改めて気づいて、 清々しい気持ちになりました(笑)

ルイ:私も後悔はないな、イケメンを落としてきた自信と甘美な時間は大切な宝もの!

アキ:それ聞けて本当によかったです!!わたしも後悔しないようにメンクイとして生きていきたいです(笑)

メンクイ座談会まとめ

・メンクイは遺伝する
・中身のあるイケメンははやく売れる
・30歳を過ぎた頃にぶつかるメンクイの現実がつらすぎる
・メンクイは病気である
・MNKB(遺伝性顔貌最優先症)という新しい病名が決まった

ということで、何も解決しないままに病名がついたわたしたちの座談会ですが、三世代の意見として最後に完全に一致したのは、「メンクイで後悔はしていない」「イケメンがくれた甘美な時間は大切な宝もの」というものでした。

これからもわたしたちは、イケメンを探して楽しくゆかいに生きていこうと思います。