9日(土・現地時間)、ヴァレービューカジノ・センターで行われるSTRIKEFORCE「DIAZvsDALEY」。日本から川尻達也、青木真也、高谷裕之の3選手が出場することで、日本でも非常に注目されるイベントだ。

ストライクフォースがズッファに買収されたことにより、一番大きな変化となったのは、寝技でのエルボーが解禁されたことがだが、試合の2週間ほど前にこのルール変更が伝えられたことで、日本人ファイターにはどのような影響があるだろうか。

まず、アンダーカードでロバート・ペラルタと対戦する高谷だが、当然、突然の変更に影響が出ないわけではないが、WEC参戦時にエルボーを想定したトレーニングを行っていたこともあり、既にある程度の免疫がある。

一方、ギルバート・メレンデスの持つ世界ライト級王座に挑戦する川尻は、海外、ケージ、5Rに続き、『初』という要素が増えたことになる。立ち技の展開では以前よりエルボー対策が必要になっていたので、寝技で下にならないための接近戦、ケージレスリングの攻防のなかでヒジは意識していたに違いない。そういう点でも、下にならないことを前提とする戦い――基軸がブレることはないだろう。


一方、削り合いのなかで上下を激しく入れ替えるライル・ビアボームと対戦する青木真也は、積極的な仕掛けに対し、ガードワークからの極めという部分を頭に入れていたことも予想される。その点で、エルボーへの注意は上記の二人よりも必要になるが、イマジネーション溢れる格闘頭を持っている青木だけに、経験値以上の対応を見せることができると思われる。

いずれにせよ、3人の対戦相手のトレーニング・パートナーは普段より、エルボーを想定したトレーニングを続けており、このエレメントが日本勢にとって歓迎すべき状態ではないだろうが、スコット・コーカーは「エルボーのカットで日本勢が負けた場合、必ずリマッチを行う」と発言している。
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