担当M(以下M):3月29日の東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチは盛り上がってよかったですね。ラモスさんも会場にいらっしゃってました。

ラモス(以下R):募金活動でね。試合には出られなかったけど、自分ができることをやりました。たくさんの人にきていただいてよかったと思います。だけどね!!

M:え? そんな怒るようなことがありましたっけ?

R:チャリティマッチだし、身内同士の試合だし、あまり言いたくないけどね。でも僕はちゃんと言っておきたいよ!!

M:は、はい。試合の内容ですか?

R:もっと勝ち負けにこだわった真剣勝負をしなきゃ!! みんなの見る目が甘かったからよかったけど、もっとサッカーっておもしろい、サッカーってパワーがあると思わせるようなプレーをしなきゃダメでしょ。日本国内にいる選手に頑張ってほしかった。海外から帰ってきた選手では家長が将来性を感じさせてくれたけど、国内の選手はどうしたの?

M:海外組はシーズンの真っ最中、日本はシーズンインしたもののずっと中断していてコンディションを整えるのも難しかったと思いますが……。

R:だけど、あのゲームに出られるというのはすごい名誉なんだから、もっとしっかりトレーニングして参加してほしかったですね。29日の試合を観て、Jリーグを見に行きたいと思ってもらわなければならなかったのに、それができたかどうか不安ですよ。

M:えーと、でもJリーグ選抜の中にも何人か輝いた選手はいましたよ。

R:あの場面で決めるカズはさすがですよ。闘莉王は見せるところを知ってましたね。それから俊輔。俊輔が入ってからJリーグ選抜が落ち着いてプレーできるようになった。俊輔はまだまだ日本のサッカーをリードしているよ。

M:中村俊輔選手が持つとゲームが遅くなるという声もあるのですが……。

R:それは違うでしょう。俊輔はタメを作るところで作っているだけで、そこから正確なロングパス一本で崩せるのだから。一本の縦パスで崩せるって速い攻めでしょう? 前にちゃんと走ってくれる選手がいれば速くなるんです。そこを勘違いしちゃダメですよ。

M:国内の選手たちもそろそろ再始動して4月23日の再開に備えるようです。

R:早く身体を作って、再開したらすぐに「やはりサッカーっていいなぁ」と思ってもらえるようなプレーをしてもらいたいものです。今回は一発みんなに気合いを入れておきたいと思います。