――日本とフランスとの違いを感じることはありますか?

MEG:日本だと「30歳なんだから」みたいな見られ方をするし、自分でも「もう20代最後だから露出の部分も終わりにしよう」みたいな所もよぎったりするし、10年若かったらこういう発言もありだけど、歳相応の発言みたいなものとかが、自分以外の人からの評価としてあると思うんですよね(笑)。ビジュアルを使うことに関しても、制約が無い様であると思うし。それが、フランスで過ごしてると本当に16歳ぐらいに見られるから。もう何処に行っても子ども扱いされるし、タクシーの列に並んでても「お譲ちゃん、お金持ってるの?」っていじわる言われたりもするし(笑)。だから逆に、まだまだこっちだと子どもの気持ちでいられるなと思って。ライブのスタイルにしても、帰り道に、あと10年やれるかもしれない気がしてきたというパワーもありますね。それも含めて日本でやれることより、向こうでやれることの方がまだメ楽しいことモとメやれることモとの間を取れる部分が大きいなと思った。

――日本とフランスとで、流行っている音楽などの違いは感じますか?

MEG:フランスの音楽って、日本からするとイメージがあると思うんですけど、日本のように普通に売れてるポップスとかも全然、タクシーに乗るとラジオで掛かってるし。日本のイメージと同じで、伝わってない部分も沢山あるし、意外とそんなに違わないんじゃないかって思った。

――歌詞を書かれたり音楽制作でアウトプットするためには、インプットが必要だという話を以前にした記憶がありますが、海外旅行などで自分が求めるのはどんなものですか?

MEG:発見を求めにいくんですけど、行ったことない国とか知らないことがいっぱいあるから、まだまだ知りたいという欲求から、旅行する感じですね。だから国内でも一緒だし。

――今回のベストアルバム「BEST FLIGHT」の話なのですが、17曲聴かせて頂いて、ライブのセットリストのように感じました。

MEG:まさにそうなんですよ! ライブのセットリスト組んでるみたいな感じで、最後は「甘い贅沢」「BEAUTIFUL」「MIRACLE」の流れとかもライブと一緒ですしね。

――17曲の選曲基準はどのように?

MEG:普通は「シングルだから入れるでしょ」みたいのあるじゃないですか。そういうルールも関係無いかなと思って。自分のPCのiTunesで「BEST」というプレイリストを作って、そこに「MEG」って検索して、今までの曲を全部入れて。そこから74分になるまで抜いていくという作業をして、なかなか抜けなくて「収まらないー!」と思って。1回作ったんですけどその時は「HEART」を入れてなくて。「ディレクターが「『HEART』入れて欲しいな…」と言ったから(笑)。確かに唯一タイアップ決まってるし、これできっと一生に一度の?(笑)「HEY!HEY!HEY!」にも出たし、抜くのあれかと思って、「入れるためには、どうしよう?」ってことで「LOVE LETTER」のajapai ミックスを2、3分ぐらいカットしてニューエディションにしてもらって。それによって「HEART」が入って、コンプリートした感じです。

――17曲を選んだ後、曲順は並べ変えたんですか?

MEG:曲セレクトと曲順は結構、一ヶ月ぐらい悩んでました。この「BEST FLIGHT」に関しての取材の時に「3年間のフライトは」という風に言われることがあるんですけど、私的にはまだ飛んでなくて、今から飛ぶ所なんです。やっと下準備ができた感じがしてて、自分の身分証明書みたいに、初めて聴く人にも「これです」というチョイスをするのに時間が掛かって。やっとトランクに何を持って行くか、最小限の荷詰めができたという所で。これを持って今から飛ぶというTerminal AとBに分かれてるんですね。「PASSPORT」も入れたし!(笑)。