――伊武さんというと、「宇宙戦艦ヤマト」のデスラー総統役が有名ですが、声優のお仕事をやられたのは久しぶりですか?

伊武:この前が「シュレック」と、「ストリングス?愛と絆の旅路」かな。

――シリアスなイメージというか、ちょっと腹黒い役が多いように思いますね。

伊武:うん、そっちやると似合っちゃうのね(笑)。色んな役やってんだけど、どうしてもそういう悪の方になっちゃうんです。

――素の伊武さん自身は、自分のキャラクターや性格をどういう人間だと思いますか?

伊武:普段は何もしたくないという、「ゼロ」みたいなね、「真っ白」みたいな。眠くなったら寝て、美味いもん食いたかったら食って、散歩したきゃ散歩して、旅したきゃ旅して、っていう(笑)。あまり「自分は、こういう仕事に携わるに際してこういうことを気を付けよう」とか、「自分の人生は、こういうことを気を付けながら生きていよう」っていうことは無いんだよね。結構"刹那的快楽主義者"だから。

――この作品は原作が漫画ですが、普段から漫画は読まれますか?

伊武:見ないんだよね、もう30年間。それまでは結構、定期的に見てたんだけどね。

――「宇宙戦艦ヤマト」のようなアニメもご覧にならないですか?

伊武:見てないんだよね。たまに宮崎駿さんのを観なきゃいけないなと思って。宮崎さんの作品は、絵は好きなんですけどね(笑)。

――「崖の上のポニョ」とか?

伊武:「ポニョ」は、観損なっちゃったんだよなあ。あれは後味良さそうだったから、観たかったのになぁ。

――ハッピーエンドがお好きなんですか?

伊武:いや、そういうわけじゃないんだけど。宮崎さんは、メッセージ性があるものが多いので結構ドロドロしたものがあるんだよね。

――伊武さんは今こうして話していても、その渋い声がとても魅力的ですが、何か普段から気を付けられてることはあるんですか?

伊武:何も無い。気を付けないことが、気を付けてることだから(笑)。

――特に健康面でとかも?伊武:もう絶対に、そういうことは気にしない。何かをしようとか、健康に生きようとか、そういうことを思うこと自体がストレスだから、あるがまま。飲む時はもう徹底的に。