高性能「“バランスド”エンジン」搭載!?

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新たなマニュアル2ドアスポーツが誕生へ

 2026年6月6日から7日にかけて開催されたスーパー耐久シリーズの富士24時間レース。その開催地である富士スピードウェイにて、スバルが記者会見を実施し、新たに登場を予定している市販車3車種について発表を行いました。

 その3車種ともにマニュアルトランスミッション(MT)を搭載するという共通項があることでも話題となりましたが、今回はその中から「SUBARU BRZ Complete Car」についてご紹介します。

【画像】超カッコいい! これがスバル「“ちいさな”2ドアスポーツカー」です! 画像で見る!(65枚)

 スバル「SUBARU BRZ」は、トヨタとの共同開発で2012年3月に初代モデルが登場した、現代では希少となった手の届く価格帯で狙うことができるコンパクトなFRレイアウトの2ドアクーペで、搭載されるエンジンはスバルの水平対向4気筒エンジンで、6速のMTもしくはATが組み合わされるもの。

 トヨタとの共同開発ということで、内外装の意匠や足回りの味付けが異なる兄弟車のトヨタ「86(2代目はGR86)」も存在しています。

 そして2021年7月に2代目へとフルモデルチェンジを実施。プラットフォームは初代のキャリーオーバーですが、エンジンが2.0Lから2.4Lへと拡大されたことでトルクフルになり、運転支援システムのアイサイトも搭載されました(当初はAT車のみ、2023年9月からMT車にも設定)。

 そんな2代目BRZには複数の台数限定の特別仕様車が用意されていましたが、パワートレインまで手を加えたかなり本気度の高いものが2025年11月に発表された「STI Sport TYPE RA」です。

 このモデルではエンジンこそFA24のままですが、スーパー耐久シリーズ参戦車両と同様の高精度にバランス取りされたバランスドエンジンを採用。その内部はピストン、コンロッド、クランクシャフト、フライホイール、クラッチカバーの重量・回転バランス公差を徹底的に低減し、振動が少なく滑らかに吹け上がるレースカーのようなエンジンフィールを実現したとされていました。

 また冷却フィン付リアデフケースや、アクセルを戻すことなくシフトアップが可能なフラットシフトと、シフトダウン時にエンジン回転数を合わせてくれるレブシンク機能を備えたシフトアシスト機能、ZF製前後ダンパー&STI製フレキシブルパーツなどを備えた、走りに特化した仕様となっていたのです。

 今回発表されたモデルは、この「STI Sport TYPE RA」をベースに、さらに意のままに愉しめるモデルとして開発をしているとのことで、その仕上がりが今から楽しみな1台と言えるでしょう。

 このモデルも恐らくバランスドエンジンを搭載すると考えられるため、カタログモデルとなる可能性は低いと思いますが、なるべく欲しい人には行き届くような販売方法が採られることも期待したいところです。