新垣比菜は腰の状態をみながらプレーを続けている(撮影:鈴木祥)

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ツアー2勝の新垣比菜はリランキングを突破できなかった。

【写真】初々しい! アマチュア時代の新垣比菜

2024年「ヨネックスレディス」で6年ぶりの優勝。25年はシード選手として戦ったが、メルセデス・ランキングは120位で再びシードから陥落した。今季はQT39位で挑んでいたが、第1回リランキングまでに出場した7試合すべてで予選落ち。リランキングは99位に終わった。昨年秋から腰痛に悩まされ、ヘルニアと診断を受けた。重度ではなく、『安静にしていたら1カ月くらいで治る』との診断で、昨年はシーズン終盤を欠場しながらも、出場機会の確保を目指してQTに参戦。「これまでは腰が張ったり痛くなっても、治療すれば数日で痛みはなくなった。でも、今回は痛みが全然取れませんでした。寝ているときも痛かった」と話していた。今季は地元・沖縄開催の「ダイキンオーキッドレディス」で開幕を迎えた。しかし、試合を重ねても腰の状態は芳しくなく、前半戦は約半数を欠場。アンダーパーを記録したのは「宮里藍サントリーレディス」の初日(71)だけだった。「腰痛が出てあまり試合に出られなかった。ゴルフの調子もひどくて、きつかったです」と状態を振り返る。依然としてショットへの不安を抱えている。「右ペラが出たり、チーピンが出たり。打つのがちょっと怖くて、それはいまも変わらないです。でも、それが出ないような打ち方ができるように直しています」。今後、レギュラーツアーに出場するためには、主催者推薦を受けるか選考会を通過する必要がある。「腰次第ですが、ステップにも行くかなと思います。調子が上がれば推薦をいただいたり、マンデーを受けてレギュラーでやりたいと思うけれど、いまは戦える状態ではない」。22年にわずか2試合だけスポット参戦した、下部ステップ・アップ・ツアーが主戦場になる見込みだ。「来年に向けて、ではないけれど、出られる試合でひとつずつ、成長していけるようにやっていきたい」。苦しい状況が続くなか、新垣は復活への道を模索している。(文・笠井あかり)
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