どんな状況も乗り越えられるチーム状態にある。オランダ戦(△2-2)後、今大会2度目の選手ミーティングを進言した日本代表DF長友佑都(FC東京)は「かなり引き締まっているし、緊張感あるトレーニングができている」と、グループリーグ第2戦となるチュニジア戦に向けて手応えを口にした。

 日本代表にとってW杯のグループリーグ第2戦は過去7大会で1勝3分3敗という“鬼門”。5大会連続出場の長友自身、過去4大会は2分2敗という結果に終わっているが、「今まで僕が経験した第2戦の中では引き締まった部分が見られる」と、これまでの大会との違いを感じ取っている。

 大会直前にキャプテンのMF遠藤航がチームを離脱すると、オランダ戦ではMF久保建英が左膝を痛めて途中交代し、チュニジア戦の欠場が決定。さらに、この日の前日練習もFW町野修斗が体調不良で欠席というアクシデントが続いている。

 久保はチームがモンテレイに向けて出発した18日、ナッシュビルのベースキャンプに姿を見せ、選手たちを直接激励したようだ。長友も言葉をかわしたそうで、「『タケ、勝ってくるからな』と。『お前はしっかり治してくれ』『心配するな』と言った」と、やり取りの一端を明かした。

 日中のモンテレイは気温35度を超える猛暑が続いており、夕方には激しい雷雨にも見舞われた。練習が行われた時間帯は雨脚も弱まり、涼しい気候になるなど、天候の変化も目まぐるしい。この日の午前中には試合会場となるモンテレイスタジアムでピッチ確認を行ったが、「少し硬い」(長友)という発見もあった。

「明日のアップでどれだけ弾むかチェックして、スパイクがどれだけ噛むかも確認したい」。ピッチコンディションの問題に関しては、練習場が転々としたモンテレイでの事前キャンプで経験済み。「(事前キャンプで)いろんなピッチでやっている。悪い練習場というか、スタジアムより硬い練習場もあった。いろんなところでやっていたことがここで出ているというか、モンテレイはこういう感じだと分かっているし、みんな体に染みついている」と強調した。

(取材・文 西山紘平)