武豊とのコンビで大阪杯のリベンジに臨むメイショウタバル

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 「宝塚記念・G1」(14日、阪神)

 超豪華メンバーが顔をそろえた春のグランプリ。注目は歴代最多の得票数でファン投票1位に輝いたクロワデュノールだ。勝てばG1・3連勝で、史上初の大阪杯、天皇賞・春との“春の古馬3冠”を達成する。それに待ったをかける一番手はファン投票2位の昨年覇者メイショウタバル。大阪杯では2着に敗れたが、先週の安田記念で勝利した武豊を背にリベンジに臨む。

 “超個性派”メイショウタバルが武豊との最強タッグで史上3頭目の連覇を狙う。初めてコンビを組んだのは昨年のドバイターフ。ハナを切ると、これまで折り合い面に不安を抱えていたのがうそのような走り。新しく装着したシャドーロールの効果もあり、ピタリと折り合って世界の強豪相手に5着に粘り込んだ。

 この海外遠征から帰国直後に臨んだのが宝塚記念。好スタートを決めると前半1000メートル通過は59秒1。再び折り合い面に不安はなし。絶妙なペースの“豊逃げ”で最後の直線を迎えると、そこからは独壇場だった。ゴールが近づくにつれて脚さばきに力強さが増し、終わってみれば3馬身差の圧勝劇。G1ウイナーの仲間入りを果たした。

 その後は天皇賞・秋が6着、気性面の難しさが露呈した有馬記念が13着と精彩を欠いたが、前走の大阪杯で一変した。先頭でリズム良くラップを刻み、0秒1差の2着。「去年の宝塚記念は体がシャープに見えて、そのイメージでつくって結果が出てくれた」と石橋師。思惑通りの調整が復活の走りへとつながった。

 4日の1週前は栗東CWで太宰を背に単走追い。頭の高い走法は相変わらずだが、折り合いがついて可動域の広い伸び伸びとした動き。「ちょっとゴール前でフワッとなったし、動きは重たく映ったけど、(太宰)啓介は『先週よりすごく良かった』と言ってくれた。これで変わってくると思う」と合格点を与えた。

 豪華メンバーが集結した春のグランプリ。「体は前走くらいのつくりにしたい。あとはスーパースターに任せるだけ」と指揮官。2週連続G1勝利を目指すレジェンドが、連覇に導く逃走劇を演じる。