三重県

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 プロ野球・中日ドラゴンズの二軍本拠地移転を巡り、親会社の中日新聞社などは27日、移転先となる自治体の公募を始めた。

 7月17日まで1次提案を受け付け、2次提案を経て、来年5月頃に優先交渉権者を選び、2030年代前半の移転を目指す。

 公募条件の概要では、一軍本拠地のバンテリンドームナゴヤ(名古屋市東区)から車で原則1時間以内で、公共交通機関でも無理なくアクセスできる立地を求めた。敷地は7万〜8万平方メートルの一団の土地とし、観客3000〜4000人のメイン球場やサブ球場、サブグラウンド、屋内練習場、選手寮などを必須施設とした。

 ファンや地域に開かれた拠点づくりを掲げ、選手育成環境の強化や野球振興活動の充実などを目指すことを含めて、自治体から広く提案を募る。

 現在の「ナゴヤ球場」(同市中川区)は老朽化と敷地の手狭さが課題で、同社は昨年11月に移転の方針を示した。これまでに桑名市のほか愛知県小牧市や春日井市、岐阜県羽島市などが誘致検討を表明。3県の35市町から照会があったという。

 記者会見で、同社の久野哲弘・取締役経営企画担当は「新拠点から生まれるスポーツの感動を中心に、多くの人々が輝き、希望に満ちた地域社会の実現に貢献できるよう努力したい」と述べた。

 三重県桑名市の伊藤徳宇市長は27日、プロ野球中日の二軍本拠地「ナゴヤ球場」の移転先公募に参加すると表明した。三重県内の自治体では初めて。

 伊藤市長は「ファーム誘致は地域活性化の絶好の機会。示された条件をクリアできる優位性があると確信している」とのコメントを発表した。

 市によると、誘致先は同市長島町のJR・近鉄長島駅周辺や伊勢湾岸道・湾岸長島インターチェンジ周辺を検討しているという。

 同県内では四日市市も誘致を検討している。

 プロ野球中日の二軍本拠地移転について、一見勝之・三重県知事は「地域に経済的効果をもたらすとともに、地域活性化の起爆剤になる。自治体と連携し、実現に向けて協力していく」とのコメントを発表した。