「一つの塊に3~5万個の卵」アサリの天敵・ツメタガイの卵駆除
熊本市の有明海で、アサリの天敵・ツメタガイの卵の駆除作業が行われました。
ツメタガイの駆除作業を行ったのは熊本市の川口漁協、海路口漁協、宇土市の住吉漁協です。17日は熊本市の緑川河口から約4キロ沖合の県内最大のアサリの漁場で、漁業関係者や家族ら約200人が卵塊と呼ばれる卵の塊を駆除しました。
ツメタガイは巻貝の一種で、アサリの身を吸い取ります。卵塊には3万個から5万個の卵があるとされ、この日は約1時間で10キロほどの卵塊を駆除しました。川口漁協によりますと、近年アサリの漁獲量はツメタガイのほか大雨などの影響で減少していましたが、海底の土壌の掘り起こしなどの効果もあり回復傾向にあるということです。
■川口漁業協同組合・藤森隆美組合長
「(今年)大雨による線状降水帯が来なければいまの漁業が維持できる。地道な活動を続けていくしかない」
4月の漁獲量は去年と比べて100倍ほどに増えているということです。
