脱走したヤマアラシ

写真拡大 (全9枚)

“脱走”したヤマアラシを発見です。阿蘇市の施設からヤマアラシが脱走したニュース。その後、近くで逃げ出した2匹が見つかり捕獲されました。どうやって逃げ出したのでしょうか?

12日、「阿蘇カドリー・ドミニオン」。スタッフが探していたのは、脱走した「ヤマアラシ」です。

■動物飼育担当・赤坂譲治マネージャー
「ここです。フェンスのあるところ」

10年前に作られた専用のスペースでオスとメス2匹のヤマアラシを飼育していたといいます。12日朝、姿が見えないことに気付いた飼育員が調べると、フェンスの下に深さ15センチほどの穴が掘られていたということです。

■赤坂譲治マネージャー
「狭いところが好き。穴を掘ってというのもあるが(外に)出るとは正直思っていなかった」

ヤマアラシは、毛が硬くなったハリに覆われた「げっ歯類」で、危険を察知するとハリを広げる習性があります。捜索を初めて約8時間後の12日夕方。

■赤坂譲治マネージャー
「この隙間です。この壁の裏にいた」

200メートルほど離れた場所でオスを発見。じっとしていたといいます。その3時間後、近くでメスも見つかりました。

■赤坂譲治マネージャー
「おそらく一緒に歩いてきたんじゃないかな」

ヤマアラシにけがはなく、けがをした人もいませんでした。実はこの2匹。

■赤坂譲治マネージャー
「園に来たのがつい最近。外に出した翌日に脱走した感じ」

連休明けに園にやってきて、11日に展示が始まったばかりの1歳の子どもでした。

■赤坂譲治マネージャー
「これまで見ていたヤマアラシより動きが活発だった。ヤマアラシの中でも若い分好奇心旺盛だったのでは」

今後、フェンスの下にコンクリートの壁を設けるなど脱走防止の対策をとって展示を再開する考えです。
ヤマアラシが逃げ出したのは熊本地震の後に作られた施設で、去年までいた別のヤマアラシは高齢で逃げ出すことはなかったということです。