舞台『ハムレット』の囲み取材に登場した市川染五郎さん

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歌舞伎俳優の市川染五郎さん(21)が8日、主演舞台『ハムレット』の囲み取材に登場し、意気込みを語りました。

『ハムレット』はシェイクスピアの四大悲劇のひとつであり、人間の苦悩を深く描いた傑作として愛されてきた作品。染五郎さんは、祖父の松本白鸚さん、父の松本幸四郎さんも演じてきたハムレットを演じます。

■歌舞伎も舞台も“根本的なところ”は「何でも一緒だと思う」

染五郎さんは、この舞台がストレートプレイ初出演で初主演。これまでの稽古を振り返って「(演出の)ルヴォーさんから受け取るものをひとつひとつ整理して、どれを今回のハムレットを演じる上で選択していけばいいのかを、稽古場で1個1個見つめながらやっていく作業っていうのは、とても楽しいし、役者としてこんなに面白いと思う時間はなかった」と、演出を務めるデヴィッド・ルヴォーさんとの稽古を明かしました。

ハムレットを演じる上で“大変さ”もあったそうで、「ハムレットも常にどういう選択をして生きていったらいいのかを考えながら生きている人物なので。そういう意味で、これだけ何百年と世界中の方が手がけてきた作品ということもあって、演じる役者もどこか自然にハムレットと一心同体になってしまうようにできている」と語り、「染五郎という役者とハムレットが一心同体となってお見せできるものが何なのかということを、これから初日(の幕)が開いてからも探っていきたいなと思っております」と意気込みました。

また、“歌舞伎との違い”を聞かれると、「根本的なところは舞台で生でお客様の前で、舞台となっている国も時代も現代の日本とは違うわけですけど。そういうものをお客様の前で立体化させるところは、歌舞伎も歌舞伎じゃなくても何でも一緒だと思うので、そこまで違いというのは感じてないですね」と明かしました。

囲み取材には染五郎さんのほか、當真あみさんや石黒賢さん、柚香光さん、梶原善さん、石川凌雅さん、横山賀三さん、デヴィッド・ルヴォーさんも出席しました。