小泉防衛相

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 小泉防衛相が6月下旬に韓国を訪問し、安圭伯(アンギュベク)国防相と会談する方向で調整に入ったことが分かった。

 1月に安氏が来日して小泉氏と会談した際、相互訪問を毎年行うことで合意しており、その一環となる。両国の防衛協力の強化や、北朝鮮への対応などを協議する見通しだ。

 複数の日本政府関係者が明らかにした。小泉氏は昨年10月の防衛相就任後、初めての訪韓となる。滞在中には、北朝鮮との軍事境界線や在韓米軍を視察することも調整している。

 北朝鮮はロシアと軍事協力を深め、今月19日にはクラスター爆弾とみられる弾頭を搭載したミサイル発射実験を行うなど、軍事能力を高度化させている。日韓両政府は、こうした動きを踏まえ、安全保障面でも密に意思疎通し、連携をアピールしたい考えだ。

 両国は5月上旬にも、外務・防衛当局の次官級による「2プラス2」の協議を初めて行う。今年1月には、航空自衛隊が韓国空軍機に燃料の給油支援を実施するなど、部隊間の連携・交流も進んでいる。会談では、周辺の安保環境について意見を交わし、日韓、日米韓の安保協力のさらなる推進を確認するとみられる。