日本サッカー協会(JFA)は23日、「U-18女子サッカープレミアリーグ」を2027年4月から開始することが決定したと発表した。

 JFAは創設の目的について公式サイトで「日本国内の女子育成ピラミッドの最高峰となるリーグを整備することにより、WEリーグの競技力向上を図りつつ、育成年代における日本女子代表チームのレベルアップを推進し、なでしこジャパン(日本女子代表)のFIFA女子ワールドカップ優勝およびオリンピック金メダル獲得を目指すものです」と説明している。

 さらに「これらを通じて、日本女子サッカー全体の継続的な競技力向上につなげるとともに、女子サッカーの『する』『見る』『関わる』全方向への波及効果を高めることも目的としています」と続けた。

 参加数は16チーム(東西各8チーム)。内訳は、初年度(2027年)ストレートインの12チーム、参入プレーオフ(2026年12月)で勝利した4チームとなる。

 ストレートインのチームは、直近3年間(2023年度〜2025年度)の全国大会に出場実績のあるチームの成績をポイント化し、JFAが選出。以下の12チームとなる。

・マイナビ仙台レディースユース(宮城県)

・三菱重工浦和レッズレディースユース(埼玉県)

・日テレ・東京ヴェルディメニーナ(東京都)

・ノジマステラ神奈川相模原ドゥーエ(神奈川県)

・セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18(大阪府)

・INAC神戸レオンチーナ(兵庫県)

・聖和学園高(宮城県)

・藤枝順心高(静岡県)

・大商学園高(大阪府)

・柳ヶ浦高(大分県)

・神村学園高(鹿児島県)

・JFAアカデミー福島(福島県)

 参入プレーオフについては、16チームを4つのブロックに分け、ノックアウト方式による勝ち抜き戦を実施。各ブロック1チーム(合計4チーム)がプレミアリーグへの出場権を得る。参加チームは以下の通りだ。

・RB大宮アルディージャWOMEN U18(埼玉県)

・ちふれASエルフェン埼玉マリU-18(埼玉県)

・ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18(千葉県)

・AC長野パルセイロ・シュヴェスター(長野県)

・アルビレックス新潟レディースU-18(新潟県)

・サンフレッチェ広島レジーナユース(広島県)

・9地域から選出された10チーム(関東2枠、その他の地域各1枠)

 U-18女子サッカープレミアリーグでは、東西8チームずつに分かれ、それぞれホーム&アウェイ方式による2回戦総当りを実施。東西各リーグ1位のチームがファイナルに進出する。また、昇降格に関しては、各リーグの下位2チームが9地域リーグに自動降格。参入プレーオフで勝利した4チームが昇格となる。

 JFAの宮本恒靖会長は「このリーグは単なる大会の新設ではなく、日本女子サッカーの未来を形づくる基盤となる取り組みです。JFAとWEリーグの協働に加え、高体連や地域FAなど関係団体と連携しながら、選手一人一人の成長と可能性を最大化できる環境を整えていきます」とコメント。「サッカーで未来をつくる。その実現に向けて、本リーグを通じて女子サッカーの新たな景色を切り拓いていきます」と表明した。