FBS福岡放送

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福岡県嘉麻市で3月、幼い姉妹2人が死亡した事件で、警察は4月22日、長女を殺害した疑いで母親を逮捕しました。逮捕前の任意の調べでは、二女の殺害についても、ほのめかしていたということです。

■山木康聖記者
「午前9時半です。母親を乗せたとみられる車が嘉麻警察署に入ってきました。」

殺人の疑いで逮捕されたのは、住居不定のパート従業員、水沼南帆子容疑者(30)です。

警察によりますと、水沼容疑者は3月10日、嘉麻市内にある施設の一室で、長女の二彩ちゃん(4)の首を電気コードで絞め付けた上、刃物で切りつけて殺害した疑いが持たれています。

水沼容疑者は事件発覚当時、二女の三華ちゃん(3)と現場に倒れていて、三華ちゃんはその後、死亡しました。

水沼容疑者も首にケガをしていましたが、命に別条はありませんでした。

警察は22日午後、会見を開き、水沼容疑者の逮捕を発表しました。

水沼容疑者は「間違いありません」と容疑を認めていて、逮捕前の任意の調べでは三華ちゃんの殺害もほのめかしていたということです。

また、警察は3人が倒れているのを確認したにもかかわらず、その場を離れた保護責任者遺棄などの疑いで、水沼容疑者の内縁の夫で、姉妹の実の父親の清水晃輝容疑者(33)を逮捕しています。

水沼容疑者は、清水容疑者からのDVをきっかけに、2022年ごろから娘と施設で暮らし始めましたが、翌年ごろには清水容疑者が隠れて同居しはじめたとみられるということです。

施設は入居者以外、立ち入りが禁止されていて、職員は同居を把握していませんでした。

警察は、水沼容疑者が無理心中を装って姉妹を殺害したとみて捜査本部を設置し、事件の全容解明を進める方針です。