日本製鉄鹿島・生田目忍が先制の決勝ソロ 日立製作所との同県対決制して決勝進出 日立市長杯
◇JABA日立市長杯選抜野球大会準決勝 日本製鉄鹿島2―1日立製作所(2026年4月19日 日立製作所野球場)
日本製鉄鹿島が一発攻勢で日立製作所との同県対決を制し、決勝進出を果たした。4回に生田目忍外野手(28)が右中間へ先制の決勝ソロを放つと、樫村昌樹内野手(26)にも左越えソロが飛び出し加点。4投手による継投で1失点に封じ、逃げ切った。
「真っすぐが速いのでそれを叩けば崩せると思っていました。それを打てて良かったです」
値千金のアーチをかけた。4回先頭の第2打席。初球の真ん中高め直球を狙い通りに振り抜くと、右中間への先制本塁打となった。「大学時代から右中間へ打つのは得意だった。得意な方向へ打てたのでベストスイングだと思います」。相手エースを攻略することになった一打に笑みを浮かべた。
6回に右前打を放つと、8回先頭でも中前打。中堅から逆方向への3安打は、生田目が大切にする打撃のエッセンスが詰まっている。「素振りは全力で振りますが、試合の打席ではゆっくり振るイメージです」。試合でバットを構えた際に心がけるのは上半身の脱力。一方で右側の下半身には力を入れ、インパクトは右足から押し込んでいく。日頃の取り組みを大事な一戦で体現し、チームに勝利をもたらした。
4月6日には第1子となる女の子が生まれた。まだ対面を果たせてはいないが、送られて来る動画や写真からパワーをもらう。あす20日は東芝との決勝戦。「自分たちの野球を貫きたい」と見据えた。
