『名探偵コナン』歴代“メロい”男性キャラ4選 『ハイウェイの堕天使』松田陣平など
『名探偵コナン』といえば、魅力的な男性キャラクターが数多く登場することでおなじみ。4月10日から公開が始まった劇場版最新作『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』でも、その雄姿がしっかりと描かれていた。
参考:松田陣平はズルいくらいカッコいい 『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』で上がった解像度
そこで本稿では、ファンから熱い人気を集める同シリーズの“メロい”男たちをまとめて紹介。なお安室透と赤井秀一については誰もがその魅力を知っていると思われるので、今回は殿堂入りという扱いとしてあえて触れていない。
■松田陣平 『ハイウェイの堕天使』にも登場した松田陣平は、言動からルックス、生き様まですべてがスタイリッシュな人物だ。
元々警視庁警備部機動隊の爆発物処理班に所属していたが、爆弾の解体中に殉職した親友・萩原研二の仇討ちをするため、捜査一課へと異動。しかし同じ爆弾魔の卑劣な罠によって、自らも命を落とすことになる。
口が悪く血気盛んな一匹狼で、警察学校時代には同期の安室(降谷零)と殴り合いの喧嘩をしたことも。しかしその胸には強い信念と正義感を宿しており、一般市民を守るためには自分を犠牲にすることも躊躇しないのだった。
その魅力が詰まったエピソードとしては、捜査一課時代の松田を描いたTVアニメ第304話「揺れる警視庁 1200万人の人質」が挙げられる。真っ黒なサングラスをかけ、煙草をくゆらせる姿はハードボイルドでありながら、どこか寂しげな雰囲気を漂わせており、思わず目を奪われてしまう。
また同僚の刑事・佐藤美和子に向けて最期に残した「あんたの事 わりと好きだったぜ」というメールも、たまらない切なさだ。
■服部平次 服部平次といえば、誰もが認めるコナンのライバル。その魅力は、コメディモードとシリアスモードのギャップにあるだろう。
日常シーンではひょうきんな関西人ノリで、幼なじみの遠山和葉と夫婦漫才を繰り広げてばかりいるが、いざという時は頼りがいのある“西の名探偵”へと豹変。とくに和葉がピンチに陥った際には、必ず颯爽と助けにくるのだった。
たとえば2017年の劇場版『名探偵コナン から紅の恋歌』には、和葉を絶体絶命の窮地から救い出すため、バイクの後ろに乗せた彼女に対して「その手離したら……殺すで」と言い放つという名シーンがあった。愛する女性を守るために力を発揮する“隠れ王子様キャラ”として、揺るぎない存在感を放っている。
なお、実は作中屈指のスペックをもつ万能キャラでもあり、その頭脳はコナンと競うレベル。身体能力も高く、剣道の腕前は達人級とされており、バイクによるカーチェイスもお手の物だ。
また『ドラゴンボール』のベジータなどで知られる声優・堀川りょうによるぶっきらぼうでありながらやさしさを感じさせる声も、人気の理由だろう。
■怪盗キッド 怪盗キッドは同じ原作者のマンガ『まじっく快斗』からのクロスオーバーキャラ。しかし本編はもちろん劇場版『名探偵コナン』にも何度も登場しているため、その魅力の虜になってしまったという人も多いのではないだろうか。
殺人や暴力は一切行わず、衆人環視のもと華麗な手口によってお宝を盗み出していく姿はまさに魔術師(ウィザード)。そんな独特のスタイルに加えて、キザなセリフと身のこなしも大きな魅力だ。
たとえば2004年の劇場版『名探偵コナン 銀翼の奇術師』では、鈴木園子に対して「ではお嬢さん、またいつか月下の淡い光のもとでお会いしましょう」と言い放ち、墜落の危機にある飛行機から颯爽と脱出。元々怪盗キッドの大ファンだった園子は、思わず顔を赤らめていた。
また2006年の劇場版『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌』でも、名言を放つシーンが。美学なき犯罪者の悪事を暴き、追い詰めたあと、「あなたのゲームもこれでゴールだ。それも最悪のオウンゴールかな」と、いかにも怪盗キッドらしい言葉で相手の心を挫くのだった。
■諸伏高明 2025年公開の劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像』で一躍人気が爆発したキャラクター、それが“コウメイ”こと諸伏高明だ。高明は東都大学法学部を首席で卒業したほどの優秀な人物で、紳士のような物腰をしているのが特徴。なにかと中国の古典を引用しながら話したり、ライバルの大和敢助のことを「君」と呼んだりと、その一挙一動に知性と品性を漂わせている。
声を当てているのは『BLEACH』の藍染惣右介役などで知られる声優・速水奨で、ダンディな低音ボイスがハマり役となっている。
『名探偵コナン 隻眼の残像』では犯人とのチェイスを繰り広げている最中、コナンの意図を無言で汲み取って協力するなど、作中のキーパーソンとして活躍。また、黒ずくめの組織への潜入任務中に死亡した公安刑事で、実の弟である諸伏景光(スコッチ)との切ないシーンも描かれていた。
野性味あふれる一匹狼から恋に一途な名探偵、キザな怪盗にインテリ紳士と、個性豊かな男性キャラクターが揃っている『名探偵コナン』。作中には今回紹介した4人以外にも、“メロい”人物が数えきれないほど存在する。今後の劇場版では、誰にスポットライトが当たるのだろうか。(文=キットゥン希美)
