「最大のスキャンダルだ」サウジ審判団がC・ロナウドのタイトル獲得を操作? ライバル選手の“証言”が波紋「勝つように仕組まれている」

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サウジ・リーグで首位をひた走るアル・ナスルをけん引するC・ロナウド。しかし、彼を取り巻く空気は怪しいものに…(C)Getty Images

 大スターへの“贔屓疑惑”が明るみになり、サッカー界が騒然となっている。

 波紋を呼ぶ騒動となっているのは、現地時間4月8日に行われたサウジアラビアの1部リーグ第28節、アル・フェイハとアル・アハリの一戦だ。この試合を1-1のドローで終えた3位のアル・アハリは、1試合の未消化分を残しながら首位を快走する首位アル・ナスルと4ポイント差。タイトル争いで後れを取る形となった。

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 そうした状況にあってアル・アハリの選手たちは、審判の判定に怒りを爆発させている。というのも、試合中にボックス内での明らかなハンドによるPKを疑われるシーンが複数あったにもかかわらず、PKは与えられなかったためだ。

 選手たちがジャッジに不満をこぼすのは、サッカー界の常。だが、衝撃なのは、その後の告白である。アル・アハリのエースストライカーであるイバン・トニーは、自身のSNSで「今日、審判に話しかけようとしたら、『君らはAFCチャンピオンズリーグに集中しろ』と言われたよ」と証言。さらに「審判がそんなことを言うなんてありえない。だけど、俺たちは誰が得をしているのかは分かっている」とし、審判団が首位を行くアル・ナスルに贔屓していると猛烈な批判を展開したのだ。

 アル・ナスルには、サウジ・リーグの象徴とも言えるクリスティアーノ・ロナウドが在籍している。ゆえにトニーの証言は小さくない波紋を世界に広げている。

 スペイン紙『AS』は、「サウジアラビア・サッカー界の内部には、深い不満が渦巻いており、当局がアル・ナスルとロナウドを優勝させようとしているという非難も上がっている」と断言。やはり審判団の姿勢を糾弾した。

 さらに、スペイン紙『Mundo Deportivo』は、アル・アハリのブラジル人FWガレーノが自身のXで「あいつらにトロフィーを渡せよ。それが彼らの望みなんだろ。あいつらは、どんな手段を使ってでも俺たちを優勝から引きずり下ろそうとしている。トロフィーをたった1人の人間に手渡そうとしている」と投稿した事実を紹介。その上で「クリスティアーノ・ロナウドが勝つようにすべてが仕組まれているという証言は、大スターのキャリアにおいて最大級のスキャンダルだ」と問題視した。

 残り7試合となったリーグ最終盤に入って混迷を深めるサウジ・サッカー界。アル・ナスルがタイトルをかっさらうことになれば、騒動の余波は大きくなっていきそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]