パリSGとの第1レグは出番なしに終わったサラー(右)。(C)Getty Images

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 なぜモハメド・サラーを最後まで投入しなかったのか。アルネ・スロット監督がその背景を明かした。リバプール公式サイトが発言を伝えている。

 現地4月8日に開催されたチャンピオンズリーグ準々決勝の第1レグで、リバプールはパリ・サンジェルマンと敵地で対戦。11分にデジレ・ドゥエ、65分にフビチャ・クバラツヘリアに得点を許した一方で、自分たちは1点も奪えず、0−2で敗れた。

 スロット監督は、すでに0−2となって迎えた79分に、この日初めて選手交代を実施。アンドリュー・ロバートソン、コディ・ガクポ、カーティス・ジョーンズ、そして昨年12月に負傷以来、4か月ぶりの復帰となるアレクサンデル・イサクを投入した。

 スウェーデン代表として、北中米W杯で森保ジャパンの脅威となるであろうイサクら、4選手を一挙に送り込むも、終了間際の最後の交代を含め、サラーには声を掛けなかった。

 中継で度々、ベンチにいるエースの様子が映し出されていたなか、試合後の会見で報道陣から「サラーが試合に出場しなかった理由と、イサクが途中出場でプレー時間を確保できたメリット」を問う質問が飛んだ。
 
 するとオランダ人指揮官は、前回大会でのパリSGとのラウンド16第1レグ――87分に、サラーと代わって入った直後のハービー・エリオットが得点し、1−0で先勝した一戦に触れ、次のように答えた。

「試合終盤は、得点のチャンスがあったというよりは、我々がどうにか持ちこたえる部分が重要だったと思う。まあ、何が起こるか分からないけどね。昨シーズンは終了5分前に得点したし、私がモーを下げた時にハービー・エリオットがゴールを決めた。

 ただ、今回の20分から25分は完全に守備に徹する時間帯だった。モーには素晴らしい能力があるが、自陣のペナルティエリア内で20分から25分も守備に追われるのは、モーにとって理想的ではない。今後数週間で控えている多くの試合に向けて、彼の体力を温存する方が彼のためになると思う」

 ゴールを量産した昨季と比べ、得点数を大幅に減らしているサラーは、今季限りでのリバプール退団が決まっている。残りは数試合。33歳の英雄は有終の美を飾れるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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