歌唱するYOASOBIのikura

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横浜の街全体で開催される都市型音楽フェス「CENTRAL MUSIC&ENTERTAINMENT FESTIVAL 2026」が3日から5日にかけて開催され、3日間で約9万人を動員した。計34組の豪華アーティストが春の横浜を華やかに彩った。

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フェス2日目となった4日は、小雨が降るあいにくの天気となったが、赤レンガ倉庫の特設会場のステージ開演を心待ちにするオーディエンスで埋め尽くされた。オープニングアクトとしてシンガー・ソングライターのjo0ji(ジョージ、26)が登場し、「不屈に花」や、TVアニメ「呪術迴戦」「死滅回游 前篇」エンディングテーマの「よあけのうた」を感情たっぷりに歌い上げて観客の心をしっかり温めたた。

メインアクトで登場したYOASOBIのステージは「雨なんて関係ねぇだろ、横浜!」と叫ぶikura(25)に大きな歓声が上がり「アイドル」で始まった。迫力あるステージに雨が止み、雲間に光が射すという奇跡を起こすと「はい、俺らの音楽で雨を吹き飛ばしました!」とAyase(32)がニヤリ。ラストは「群青」「夜に駆ける」と畳み込み、オーディエンスの熱狂を最高潮へと誘った。

バンドセットで登場したラッパーのAwich(39)は、アグレッシブかつ妖艶なステージで観客を魅了。「RASEN in OKINAWA」〜「LONGINESS REMIX」ではラッパーのCHICO CARLITO(32)が客演で登場し、地元・沖縄に思いを寄せた熱いコラボで、赤レンガパークに沖縄の風を吹かせた。

夕闇が迫り、涼しい海風が吹き始めた頃、チャイムの音が鳴り、夕焼け色に照らされたステージに「新しい学校のリーダーズ」が登場。強烈な個性を放つ楽曲を続け、自身の世界観を構築して「オトナブルー」を投下すると、もはや独壇場。共に歌い踊り、熱い歓声を上げるフィールドの盛り上がりはワンマンさながら。ラストは「みんなで最高な気分になりたいと思います」とSUZUKA(24)が告げ、「One heart」で「最高!」と歌声を合わせる観客と心を1つにした。

横浜港に打ち上がる花火と観声に迎えられて大トリ登場したのは、シンガー・ソングライターキタニタツヤ(30)。「かすかなはな」「聖者の行進」でフィールドの熱を一気に上げると、グルーヴィーな「ずうっといっしょ!」で踊らせて、ライブ序盤にして場を完全掌握。エネルギッシュかつ、堂々とした歌と演奏に観客のボルテージが高まる中、投下されたのは最新曲「火種」。ラストはオーディエンスの大熱狂に包まれる中、「青のすみか」「次回予告」を披露し、激しく美しく締めくくった。