「ウチは女子も100超えた」部下の残業時間を競い合う部長たち 仕事が終わっても「帰るな!」と強制居残り、ある女性の回想

写真拡大

働き方改革以前、残業時間は「頑張りの証」どころか「部長たちの勲章」だった――。そんな恐ろしい投稿が大阪府の50代女性(大阪府/専門職/年収500万円)から寄せられた。

女性がかつて勤めていた会社は、絵に描いたようなブラック企業だった。とにかく残業すればするほど褒められ、定時で帰るなど言語道断という空気だったという。

土曜日に休むと「お前のせいで終わるのが遅くなった!」

部署の垣根を越えて上司たちが競っていたのは、仕事の質ではなく「部下をどれだけ残業させたか」という、不名誉な「盛り」の競い合いだった。

「ウチは最高が200超えた」「ウチは女子も100を超えたのが二人いる」

もはや過労死ラインを軽々と突破している。人件費が嵩むので普通なら会社としてもよろしくないが、残業代もまともに払っていなかったのだろう。

当然、規定の土日祝休みも有名無実化しており、土曜日に休もうものなら月曜の朝から部長の呼び出しを食らった。

「土曜日休んだのはお前一人だ!みんなが協力して仕事を早く終わらせようとしてるのに、お前のせいで終わるのが遅くなった!みんなに迷惑をかけて、それでいいと思ってるのか!!」

個人のプライベートを無視した、無茶苦茶な言い草である。

自分の仕事が終わっても「オイコラ!帰るな!」

さらに、自分の仕事を完璧に終わらせても帰宅は許されなかった。

「オイコラ!帰るな!〇〇君の仕事を手伝え!帰る時はみんな一緒だ!」

と引き留められ、結局は連日終電近くまで拘束される日々。効率よく働いて早く帰ろうとする者ほど、他人の仕事まで押し付けられる不条理な連帯責任だ。

女性は3年働き、「精魂尽き果て」て退職。その後、他の女子社員や月100時間以上のノルマを課されていた社員たちも次々と辞めていったという。

 

※キャリコネニュースでは「『この会社ダメだな』と思った瞬間」をテーマに投稿を募集中です。回答はこちらから https://questant.jp/q/QHFJS7UY