しかも、前週末の引け値に比べて上に放れて寄ってきました。「窓」が開いている状況ですから、上昇を暗示しています。さらにローソク足において、太線の上下に伸びている細線部分を「ヒゲ」と言いますが、上ヒゲしか出ていませんでした。

 白いローソクで上ヒゲだけ付いている形を「酒田五法」では「寄り切り線」と言います。この寄り切り線は短期でも長期でも株価の上昇を暗示しています。


 中長期的には日経平均7万円も

 ─ 今後も株価の上昇が続くということが、波動からもわかるということですか。

 菅下 ええ。短期的には昨年10月1日の安値、4万4357円から、今年1月14日の5万4487円まで約1万円上げました。今回の出発点が1月21日の5万2194円ですから、ここから1万円上がることが予想でき、近く6万2000円から6万3000円を付けるものと見ています。

 ─ 中長期の動きをどう見ていますか。

 菅下 中長期の上昇相場の出発点は25年4月7日のトランプ関税ショックによる安値、3万792円です。そして11月4日の5万2636円まで約2万2000円上げました。

 短期でも中長期でも第2波が始まったと予想されます。この出発点は昨年12月18日の4万8643円ですから、ここから2万2000円上げるというのが相場の波動から見た予想で、これが7万円です。これを「倍返しの法則」と言います。


 〈続きは本誌で〉