100人の女子中学生がまわし姿で… “女人解禁”「白鵬杯」で繰り広げられた熱い闘い
都内でも雪が積もった2月8日、トヨタアリーナ東京で世界相撲大会「第16回白鵬杯」の2日目が開催された。
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【写真を見る】“まわし姿”で真剣勝負に挑む女子中学生たち 白鵬氏の三女・眞結羽ちゃんも
「もう道が決まったなという気持ち」
土俵上で相撲の基本動作の一つである「すり足」を実演しているのは元横綱白鵬の白鵬翔氏(40)。その姿を、まわしを締めた100人以上の女子小中学生が見つめている。白鵬氏が長年、夢に見ていた光景だろう。
「これまで多くの女子選手から『参加したい』との要望がありました。今日はその声に応えられた縁起のいい日。もう道が決まったなという気持ちで見ていました」
白鵬氏が言う「道」とは、相撲が五輪の実施種目になること。そのためには女子の参加が必要条件となる。しかし、これまでの白鵬杯は女人禁制の両国国技館での開催だったため、女子選手たちは参加できなかった。

三女・眞結羽ちゃんも参加
今大会には日本各地の相撲道場で稽古に励んできた女子選手や、海外からの招待選手が参加。学年別、階級別に分かれてトーナメントを戦った。その相撲ぶりはまさにガチンコ。力と力のぶつかり合いあり、取り直しの好勝負あり、3分以上にも及ぶ大熱戦あり。敗れた女子の多くがその場で悔し泣きをしてしまうほど。
女子小学3年生の部には白鵬氏の三女・眞結羽(まゆは)ちゃん(9)も参加。1回戦を突破したが、2回戦で惜しくも敗退となった。
白鵬氏は2036年開催の五輪での正式種目化を目指すと宣言。彼の熱い思いがIOCに届く日も近いのかもしれない。
撮影・本田武士
「週刊新潮」2026年2月19日号 掲載
